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俺も若かったのか
俺の事も束縛なんてしない
だけどそれでも…
俺も歳とったからなのか
ほとんど外食かデパ地下の夕飯
正直めんどくさい日もあるし
たまには手料理が
食いたいとも思うようになった
それを知ってるから
健ちゃんは時々店に似つかわしくない
和食を出してくれたりする
そしてあの日から
俺は美咲に触れなくなった
『広臣…子供が出来たの』
そう言う美咲の顔を見た時に
嫌な予感がした
『もう少しで編集長になれそうなの。
だから今回は諦めたい』
ここまでくるのに大変だったのもわかってる
女にとって出産が仕事の足枷になる時が
あるのもわかってる
だけど子供って2人の物だろ?
美咲は相談じゃなくもう決めた
だって何も言わない俺の返事も待たず
『ごめんね』そう言ったんだから
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作者名:miniminimana | 作成日時:2021年9月28日 20時