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omi said



あの日会社で見てから
隆二の店に寄った



金曜の夜だから店が忙しくて
隆二にもゆっくり話せない
途中から手伝わされて
1時を回った頃バイトに任せて
話を聞いてくれた



隆二「で、お前はどうしたいわけ?」



「どーって…」



隆二「ハッリキ言うけど不倫だぞ。」



「わかってるよ」



隆二「いいとも悪いとも言えねえ。
どっちかを捨てる覚悟あんのか?」



「わかんねえ…けど美咲と俺は
もう男と女じゃねえじゃん」



隆二「皮肉だな。同じ名前」



「あぁ…」



隆二「ま、いんじゃね?
たまにはお前も人生の羽目外してみても」



羽目を外したいとかそんなんじゃねえ
わかんねえから…



だけど待ち合わせに現れた
Aを見た時に決めた


「A、ちょっと外出る?
夜景みたいだろ?」



食事を終えてデッキに出た



A「わぁ!凄い!
見慣れた街のはずなのに!」



俺は夜景なんか目に入らずに
キラキラと夜景を見るAを見てた



A「部長!この景色一生わすれません」

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作者名:miniminimana | 作成日時:2021年9月28日 20時

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