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A「日本情緒だね」
「なんだその感想？笑」
俺もだけど結局Aも
動き出せば早いんだよね
隆二もマリアの手紙を読んで
当面みんなこのまま
お互いの道を歩む
叶夢に会いたくなれば会いに行く
焦って答えを決めつけない
真っ直ぐな隆二にしては
柔軟な結果を選んだと少し驚いたけど
Aも今までを取り返すように
仕事に没頭しだしたし
そうなるとLAへ帰国
カツカツのスケジュールで１日半の
オフがやっと貰えたからさ
近場だけど温泉でゆっくり
『臣ちゃーん！入ってい？？
変なことの最中？？』
ゆっくりしっぽりな筈だったよ
見事に邪魔されたよね
A「臣？早く入れてあげなきゃ
誤解される！」
「いいじゃん！」
纏わりつく俺の腕をすり抜けて
サッサと開けちゃったよ
敬浩「ほらほら、もう飲もうぜ！」
「早くないっすか？」
敬浩「岩ちゃんももうすぐ着くらしいからさ
ほら、夜は2人にして欲しいっしょ？笑」
「いや、まぁ…」
それから岩ちゃんも来て軽い宴会
2人きりでしっぽり目当てだったけど
敬浩さんに絡まれても
岩ちゃんの王子様スマイルに動じる事なく
ケラケラ笑ってる姿を見ると
隆二やマリアと飲みに行くようになった頃を
思い出した
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年9月6日 11時
