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隆二「俺、帰るわ。臣悪いな。
けど本当に変な意味なんてないから。」
わかってんだけど…
お前ら2人が抱えてる悲しみも痛みも
戸惑いもぜんぶ
だけどそれは2人しか分かち合えない
そんな風に言われたみたいで
言葉が口から出てこない
隆二を見送る事もせず
戸惑ってるAを置いて
風呂に入った
頭を冷やそう
風呂を出て謝ろうと思ったけど
Aの姿がリビングにない
焦って他の部屋を探したら
寝室でキャリーケースを広げてた
「何やってんだよ！」
俺の言葉も聞かずに
泣きながら荷物を詰め込んでる
「だから、何やってんの！」
無理矢理腕を掴んだ
A「LAに帰る…
ここに居ても臣の迷惑になるだけだし
隆二の事も私のせいで悩ませてる…」
「ごめん…本当に忙しくて
お前と時間作りたいし話したいし
隆二の気持ちだってAの気持ちだって
わかってるのに。
変なヤキモチ妬いた。」
A「ここに居ても何も解決できない」
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年9月6日 11時
