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抱きしめたまま…
2人とも言葉なんて出なくて



感じる体温が
ここにちゃんと存在していると
感じさせてくれる



A「だから…だから…
会っちゃダメなんだよ…」


「ん?俺はずっと会いたかった。
あの日大好きって言ったお前に
照れて聞こえないフリした自分を
ずっと後悔してた。」



A「そっか…ありがと。
それ聞けただけで幸せ。
あの日自分が選んだ道が間違いじゃ
なかったって思えた。」


「なんでもう終わりみたいに
言うんだよ!」



A「あの日終わって
何にも始まらないよ。」


「そんなの無理だわ!
やっと会えたのに…
また俺を置いて居なくなるのかよ!
置いてかれた俺の気持ち考えたこと
あんのかよ!」



A「そうだよね…ごめん。
置いてかれるのって辛いの1番
知ってるのに…」


やっと会えたのに拒絶されたと思ったら
あの日Aが消えた絶望感を
思い出して涙が止まんなくて
Aにしがみついて泣いた

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作者名:miniminimana | 作成日時:2020年4月16日 0時

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