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〜〜4 years later〜〜


Aが居なくなって
気がつけば4度目の季節


この4年で俺の人生は別の物になった


突然居なくなったAに
気が狂いそうになって
探し回ったけど…
行くところなんて想像もつかなくて


ひと月した頃
かけ続けた携帯のアナウンスも
「現在使われておりません」に変わった



バイトも辞めて
フラフラとしながら
適当な女捕まえて遊んで…
腐りきっていた


見兼ねた知り合いが
仕事紹介してくれて…
アパレルで働いて…
軽い気持ちでオーディション受けた


もしオーディション受かって
デビューしたら
Aが俺を見てくれんじゃないかって


あの日俺の背中で
「臣、大好き。」
そう言ったAが忘れられなくて


Aが残していったもの…
何一つ捨てれない


それでも毎日時間が過ぎて
変わらず生きている


隆二「臣さ、この前遊んだ子と
どーなったの?」


「ん?どーもなってねーよ。
何回か遊んだぐらいだわ。」



別にA以外の女を抱くことなんて
もう慣れた
欲が満たされればそれで良い


現にAがいなくなってから
付き合った女なんて何人もいる


普通に好きだなっで思う事もある
けど…何かが違うんだよな


本当の自分を全て曝け出す事が
いつの間にか苦手になってた


今は兎に角仕事に追われる
正直歌なんて上手いって
昔から言われてた


けど、いざプロになれば
全然違う
思った様に歌えない事も沢山ある
周りの上手さに圧倒される

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作者名:miniminimana | 作成日時:2020年4月16日 0時

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