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多田「もう明日帰国とか早いわ」
正也が泊まってるホテルで食事して
部屋で一緒に寛ぐ
あれから何度か身体も重ねた
臣への罪悪感がないわけじゃない
だけど明日日本に帰国してしてしまうと
思うと寂しさが込み上げてくる
「そうだね…今度はショップの
オープンの時に私が日本だね」
多田「うん。その時には
返事貰おうかな？」
「ごめん…」
多田「違うよ。俺がビビってるから。
Aの中では登坂さんの存在は
大きいでしょ？
俺だけがべったり一緒にいれる今
返事させて振られるのも嫌だし
2人を疑ったりするのも嫌だし。
だけど俺の事もちょっとは知ってもらえた？」
「うん。沢山知った。
正也といると凄く穏やかな気持ちになれる」
多田「今はそれだけで充分」
本当に充分だというように
正也の唇が私の唇を塞いだ
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年8月31日 16時
