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「私の帰国準備万端で待ってたの?」
臣「そうじゃねえけど…そうかも…
俺もやっとお前の気持ちわかった。
Aを傷つけるモノから
本気で守ってやりたいって。」
「あのね…別に日本でも売りたいとか
そこまで思ってなかったの。
だからそんなに臣に迷惑かけるまで
こっちの店にこだわってないから!」
臣「わかってねえな!
日本でもやってくんなきゃ
Aが日本に来る理由ねえじゃん。
俺だって時間ができれば会いに行く。
けど、1日のオフで行ける距離じゃねえから。」
少し驚いた
臣は日本に帰ってこいよとか
平気でゴネそうだと思ってたから
「本当に私が彼女でいいの?
臣の言う通り会いたいって思った時に
すぐ会えないんだよ?」
臣「知ってるよ。
そんな事何回も頭の中で自問自答したわ。
けど俺が夢を追ってるように
Aも夢を追ってんだから。
俺もそれ応援できるぐらい大人になったわ。
寂しくなってどうしようもなくなったら
帰ってこいよ。
こっちでAが仕事続けられるぐらい
それを助けられるぐらい俺も稼いでるから!」
臣の事ちゃんと見えてなかった
こんな頼りになる人だって
わかってなかった
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作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月31日 16時