検索窓
今日:24 hit、昨日:18 hit、合計:25,804 hit

77 ページ27

「私の帰国準備万端で待ってたの?」



臣「そうじゃねえけど…そうかも…
俺もやっとお前の気持ちわかった。
Aを傷つけるモノから
本気で守ってやりたいって。」



「あのね…別に日本でも売りたいとか
そこまで思ってなかったの。
だからそんなに臣に迷惑かけるまで
こっちの店にこだわってないから!」



臣「わかってねえな!
日本でもやってくんなきゃ
Aが日本に来る理由ねえじゃん。
俺だって時間ができれば会いに行く。
けど、1日のオフで行ける距離じゃねえから。」




少し驚いた
臣は日本に帰ってこいよとか
平気でゴネそうだと思ってたから



「本当に私が彼女でいいの?
臣の言う通り会いたいって思った時に
すぐ会えないんだよ?」




臣「知ってるよ。
そんな事何回も頭の中で自問自答したわ。
けど俺が夢を追ってるように
Aも夢を追ってんだから。
俺もそれ応援できるぐらい大人になったわ。
寂しくなってどうしようもなくなったら
帰ってこいよ。
こっちでAが仕事続けられるぐらい
それを助けられるぐらい俺も稼いでるから!」




臣の事ちゃんと見えてなかった
こんな頼りになる人だって
わかってなかった

78→←76



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
130人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月31日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。