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omi said
『先が見えない』
Aが言いたい事はよくわかる
だけどAは俺がこの世界で輝くのを
誰より祈ってるのも知ってる
『恋愛』とか『結婚』が
簡単に許されない世界で生きてるのも
タイミングを間違えば
足枷になる事も
だけどたった1人の人間として
惚れてやまない女を幸せにしたいとか
望む物を与えてやりたいとか
そんな感情を俺は捨てきれない
だから本気で事務所にだって
ぶつかってやる気もある
Aが望めばあのままきっと
中に出してた
「俺の覚悟伝わった？」
汚した背中を綺麗に拭いてやり
ベッドで息を整えようとしてるAを
抱き上げた
「Aが望むなら誰とだって
俺は矢面に立って戦うよ？
あの1番辛い時にAがしてくれたように
これからは俺が守るから」
A「おみっ…ごめんなさい…
臣が好き。逃げてごめん」
やっとやっと…
ねじれてこんがらがって
切れかけた俺たちの糸が繋がった
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年8月31日 16時
