今日:33 hit、昨日:2 hit、合計:29,433 hit
小｜中｜大
19 ページ18
omi said
知らない番号
店に渡して来た手紙に俺の連絡先を書いた
『臣？』
「え？あ。うん…」
『私！マリア！覚えてる？』
「え？マジ？」
マリア「久しぶりだね！
なんか、スターって感じする！笑」
帰国する日
空港近くのカフェで待ち合わせした
「いや、本気で驚いたわ」
マリア「隆二…元気にしてる？」
「ん。元気にしてるよ。
Aにマリアがいなくなってからの事は
聞いたんだろ？」
マリア「うん。あのさこれ渡してって」
差し出されたのは俺が渡した
Cartierの袋
「そうくるか…
それは俺の気持ちだし約束だから
俺さ本気だから。
あ、そっかって受け取るわけねえだろ！」
マリア「ね？なんで今さらグイグイいくわけ？
あの子さこっち来た時なんて本当に
ボロボロだったんだから！」
「今さらだと思われてもしょうがねえし
あの時は自分の事しか見えてなかった。
Aが待ってるって言ってくれたから
それに甘えきってた。
だけどどんな奴といたって
Aの事が忘れられんねえのも本当だし
今度はAに絶対あんな思いもさせない。」
マリア「こっちにいたって
色々な噂なんて耳に入るの！
それに確実遠距離になるの！
何も説得力ないから！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年8月25日 23時
