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『傷つける』なんて言ったけど…



私に触れる臣の唇も手も全部全部
私を溶かすように甘くそして激しかった



何度も恥ずかしがる私に
何度も『可愛い』って言ってくれる



臣が触れるところ全部が熱くて…



臣「ゴムある?」




「な、ない…」




急に現実に引き戻される




臣「だよな…あるって言われても
ショックだけど」




「いいよ…なくても…」




臣「ダメだよ」



起き上がって臣に抱きついたのも私
今引き返したら
もう2度と臣が私に触れる事はない




「大丈夫だから。
明日病院行ってピルもらうから。
臣に迷惑かけたりしないから」




臣「本当、俺って最低だな。
やっぱり超えちゃダメなんだよ。」




「彼女がいるのもわかってる
邪魔したりしない。
臣の…臣の歌が好きだから。
臣が少しでも私で癒されて
眠れるならそれで幸せだから」

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作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月14日 10時

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