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臣「A、あけましておめでとう」


その場を抜け出て出た電話



「あけおめ!」




臣「何?酔ってる?」




「うん。ちょっとだけ」




臣「休みでしょ?何してんの?」




「隆二の地元の飲み会に拉致られた!笑」



ほんの少しの抵抗
ほんの少しの期待



「臣?おーい?」




臣「隆二と一緒なの?」




「うん。マリアがいなくなったでしょ?
なんか落ち込んで居付いちゃって!」




臣「え?ずっと一緒なの?」




「んー。私も帰る実家もないからさ。
お互い暇潰し?」




臣「位置情報送って」



期待は繰り返される



『次の店行こう』
誰かが言い出した頃
臣は隆二の地元まで迎えに来た



「隆二、私帰るね」




隆二「え?何言ってんの?」




「ごめん、臣が迎えに来たから」

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作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月14日 10時

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