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マリアには呆れられた
隆二は明らかに不機嫌な顔をされた
だけどその日を境に
時々ふらっと『ご飯食べさせて』
そう連絡してきてはうちに来る
「なんか疲れてんね?」
臣「ん。疲れてる。
今日レコーディングだったけどさ
なんか上手く歌えなくて。」
「まー素人だし音痴だし
なんもアドバイスできないけど?
よし!マッサージしてあげる!」
臣「えー出来んの?」
「できる!大学生の時エステで
バイトしてたもん!」
臣「え?待てよ…どこマッサージすんだよ?」
「え?顔だけど?」
臣「焦らすなよ!」
「はぁ?どんな想像してんのよ!」
だけどエステベッドもないし
しょうがなく膝に毛布ひいて…
「絶対目開けないでよ!」
膝枕状態だけどさ
下から見られたら絶対ブスじゃん
臣「変なことすんなよ!笑」
睫毛長いな…
てか結構な隈
こんなに肌焼いててもわかる
しょうがないから?
とっておきのクリームでマッサージ
マッサージが終わる頃には
臣は綺麗な寝顔だった
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作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月14日 10時