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あの日『告白する!』
意気込んで行ったのにできなかった



臣「俺さ時々すげえ不安に襲われんの。
なんかさそんな時Aの声聞くと
不思議とすげー落ち着くんだわ。
夜中でもさ俺のしょーもない電話に
付き合ってくれんじゃん。
だからそのお礼」




少し照れながらそんな事言われちゃったら
何も言えなくなっちゃった



唯一聞けたのは…



「電気が止まったのも嘘だった?」




臣「ん?うん…
隆二が泊まりに行ったって聞いたから。
けどAの飯食ったらすげえ元気なって…
ごめん嘘ついて」




「え?あんな適当なご飯?
あんなんで元気出るならいつでも作るよ!」




「A、ほらまた口ついてんぞ」



だけど今日は向かい合って座ってたから
臣の手は届かなかった



「なんで?降りちゃダメじゃん」



臣「ちょっとだけ家入れてよ。
なんもしねえから!」



そう好きな人に言われて
ほろ酔いで断る人いる?
期待しない人いる?
例え彼女がいても…



臣「A、向こう向いて」



玄関入るなり臣に背中を向ける様に立たされた
首元に擽ったい感覚



臣「1日遅れだけど誕生日おめでとう」

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作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月14日 10時

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