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F「そんなに気持ちいいの?」
K「ぁ、やめないで、もっとしよ?ね?」
F「体震えてるよ?大丈夫?」
K「気持ちよ過ぎて…」
F「ちょっと休憩ね。そんな泣きそうな顔しなくていいんだよ?またいつでも出来るでしょ?」
K「いつでも、か、うん…ぁ、たいすけも俺が手に入ったら邪険にする?」
F「怒るよ。そんなことする訳ないでしょ」
K「今まで付き合ってきた人さ、みんなそうなんだよ。相手から告白してきたくせに」
F「なら俺から告白しない方がいい?」
K「え、それは、」
F「ふふ、俺が告白してその嫌な記憶塗り替えるから。だから早く別れて、2人で関係築こうね」
K「うん。ありがとう」
ひたすらくっついてたいすけの唇を狙っては意地悪な笑顔で仕返しされる。そんな風に幸せ過ぎる時間を過ごしていればあっという間に夜が来てしまった。
F「そろそろ寝ますかー。明日はどっか行く?」
K「………」
F「ひろ?」
K「帰さないで。ここに居させて。やっぱり寂しいよ」
F「泣きそうな顔するなんてずるいよ」
K「不安なんだよ。たいすけが他の人に取られちゃうんじゃないかって。まだ出会って間もないのに、そこまで気持ちがきてる」
F「んー…ひろだけなんだけどな。泊まったらその不安がなくなるの?」
K「ん。たいすけが携帯いじるのがすごく嫌。離れてる間、俺みたいな奴が他にもいるかもって」
F「離れたら直ぐに電話してるのになー」
K「ごめん、だよね…わがまま言い過ぎた。帰るよ」
F「あ、ひろ」
K「明日は会わない。またわがまま言いそうで怖いから」
F「…泊まっていって」
K「嫌々なら嫌だ」
F「ひろ、泊まって。この意味わかるよね?」
K「っ、たいすけ、いいの、?」
たいすけに抱きしめられてキスされる。不安と期待と切なさで胸が痛くて、でも、嬉しくて必死にしがみついた。
F「先にシャワー浴びてきて。タオル出しとくから」
K「うん…」
F「服は出さないけどね?」
K「っ、わかった」
ニヤッと笑ったたいすけから逃げるように、風呂場に向かい、できる限りの準備をした。最後にしたのはにかが酔っ払って無理矢理だったから痛かったんだよね。たいすけはどんな感じなのかな。
K「服あるじゃん…」
タオルと大きめのティーシャツ一枚が出されていて大人しくそれを身にまとい、リビングに戻るとたいすけは無言で風呂に入りに行っちゃった。
F「お待たせ。髪の毛乾かそうね」
K「あ、うん」
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しー(プロフ) - こんにちは!とうとうたまちゃんが登場しましたね^_^藤北も大好きですが、玉北の可愛い友達関係も大好きなので嬉しいです!更新ありがとうございます(*^^*) (2019年8月2日 12時) (レス) id: 56067b6690 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ボードに送っても大丈夫ですか? (2019年7月16日 21時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりな(プロフ) - ともさん» こんばんは★ありがとうございます!ご希望に添えるかはわかりませんが、大丈夫です( ´ ▽ ` ) (2019年7月16日 21時) (レス) id: e1584ce766 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか? (2019年7月13日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりな(プロフ) - しーさん» こちらこそ、目を通していただきありがとうございます(>人<;)ループ!!!!読んでいただけてとっても嬉しいです!!! (2019年7月10日 19時) (レス) id: e1584ce766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぇりな | 作成日時:2019年7月9日 21時