・ ページ11
意地を張ってるにかにお手上げ状態で、たいすけに目で訴えかければ困ったような笑みを浮かべた。そして小声で話しかけてくる。
F「俺が話した方がいい?」
K「いやっ、それは…」
2《ねぇ!誰と話してるの?もしかしてその人といるの!?》
K《うん、いる》
2《ありえないんだけど!これ浮気だよね?》
K《浮気じゃねぇよ。まだ付き合ってないし!》
2《浮気だよ!酷すぎる!俺のみつに手出したら許さねぇからな!》
F《もしもし?初めまして。ふじがやです》
2《なんだよ?》
F《にかくん?でいいのかな?》
2《みつに近寄らないでもらえます?》
F《大丈夫。ひろとはまだお友達だよ。にかくんは、ひろの気持ち考えたことある?》
2《ありますけど》
F《沢山尽くして、優しく甘やかしてくれた恋人に悪い甘え方しちゃったんだよね?せめてひろが寂しくないようにデートするとか話聞くとかしてあげた方が良かったと思わない?》
2《だからこれからそれをやろうと思って!》
F《ひろはもう限界だったんだよ。これからとかじゃないんだよ。わかる?》
2《全然わかりませんけど。てか、こっちはみつと3年以上付き合ってるんです!突然現れた人に俺らのことはわからないから!》
F《ひろが教えてくれたからわかるよ。にかくんにひろは任せられないこともね。俺が責任を持って幸せにするから》
2《訳わからないことばっか言ってんなよ?とりあえず別れねぇから》
電話を切られ、たいすけはため息をついた。そんなたいすけに俺は抱きついてしまう。
K「浮気でもいい。嬉しいこと沢山言われてもう我慢できないよ」
F「キスだけで終われる?約束できる?」
K「うん。約束する」
F「ん、好きだよ。ひろ」
K「俺も!俺もたいすけが好き!」
出会って2日目でキスしちゃった。たいすけの唇が気持ちよ過ぎて追いかけてはキスしてる。もう大好きで抑えきれないよ。
K「たいすけの部屋行きたい」
F「その顔やばいから。どんだけ感じてんの」
K「ちゃんと我慢してるでしょ?だからもっとキスして」
部屋に戻るとソファになだれ込む。たいすけの首に腕を回し、離れていかないよう抑え込めばにやっと笑うんだ。もうその顔が好きで唇を押し付けた。
K「舌、舌入れて」
F「だーめ」
K「お願い。絡ませないから」
F「ふふ、ならいいよ」
たいすけの舌が俺の中に入ってくる。キスでここまで気持ちいいの初めて。舌を絡めたいのを必死に我慢してたら唾液がこぼれ始めちゃったし。
736人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しー(プロフ) - こんにちは!とうとうたまちゃんが登場しましたね^_^藤北も大好きですが、玉北の可愛い友達関係も大好きなので嬉しいです!更新ありがとうございます(*^^*) (2019年8月2日 12時) (レス) id: 56067b6690 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ボードに送っても大丈夫ですか? (2019年7月16日 21時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりな(プロフ) - ともさん» こんばんは★ありがとうございます!ご希望に添えるかはわかりませんが、大丈夫です( ´ ▽ ` ) (2019年7月16日 21時) (レス) id: e1584ce766 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか? (2019年7月13日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりな(プロフ) - しーさん» こちらこそ、目を通していただきありがとうございます(>人<;)ループ!!!!読んでいただけてとっても嬉しいです!!! (2019年7月10日 19時) (レス) id: e1584ce766 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちぇりな | 作成日時:2019年7月9日 21時