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「じゃあ、また明日」
『うん、またねジフン君！』
教室に戻ると、用事あるから帰るわ〜ってジフン君は先に帰っていった。
『ミンギュまだかな…』
「A〜」
『あ、おかえり！』
しばらくすると、ぐったりしたミンギュが帰ってきた。
『どうかした？』
「悪い！今日部活入っちゃって、一緒に帰れなくなった…」
顔の前で手を合わせるミンギュ。
ミンギュはバスケ部で、期待のエースと呼ばれている。
小さい頃から得意で、中学の時もバスケ部だったんだ。
『そっか、しょうがないね。練習頑張って！』
「ほんとごめん！あ、練習見てく？そしたら一緒に帰れるけど！」
『ううん、帰る。邪魔したくないもん』
「…ごめんな」
せつない顔で私の頭をそっと撫でるミンギュ。
『もーそんな顔しないでよ！子供じゃあるまいし、1人で帰れるから。ね？』
「うん…」
『ほら、練習でしょ！行っといで！シャキッとする！』
ミンギュの肩を軽く叩く。
「ん、行ってくる！」
『ばいばいミンギュ』
「また明日な！」
『…はぁ』
1人になった途端に重くなる心。
一緒に帰りたかったな…
『帰るか…』
教室を出て、重い足取りで廊下を歩く。
「あれ、Aじゃん」
『ジョンハン先輩』
中学に入った時、1番最初に出会ったのがこのジョンハン先輩だった。
ドンッ
『ごめんなさいっ』
廊下を歩いていて人にぶつかった私は、慌てて頭を下げた。
「…僕は平気だけど、君は大丈夫？」
顔を上げると、目の前には…
『天使が立ってる…あ！』
しまった、口に出ちゃった。
「…あはは！君面白いね〜(笑)」
思いのほか天使が爆笑してるし、笑った顔ほんとに天使だ…
「ねぇ、名前なんていうの？」
『イム･A、です』
「Aちゃんね。僕はユン･ジョンハン、よろしくね」
ここから、私とジョンハン先輩は一気に仲良くなったんだ。
「今日から2年生だね」
『先輩なんて3年生だし、すぐ卒業じゃないですか…』
「んーそう考えると寂しいなぁ。…Aは？」
『へ？』
「僕が卒業したら、寂しい？」
『当たり前じゃないですか！ジョンハン先輩がいないと、寂しいです』
想像しただけで、胸がギュッと締め付けられた。
「ん、いい子いい子」
先輩に頭を撫でられる。
地味に恥ずかしいんですけど。
「…ジョンハン、やっと見つけたよ」
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でぃえん(プロフ) - やくるとさん» コメントありがとうございます(泣) ご期待に添えるよう頑張ります…(笑) (2015年8月21日 16時) (
レス) id: ed3bf1e789 (このIDを非表示/違反報告)
やくると - ミンギュもジフン君もいいですね〜。笑 ジョンハン先輩との絡みの期待してます!!笑 (2015年8月21日 15時) (レス) id: 9bf3b009f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Moni | 作成日時：2015年4月14日 1時
