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あれから、案の定ミンギュとジフンくんは気が合っちゃって。

今までのいざこざは何だったんだろう…ってくらいすっかり仲良くなってしまった。

「そしたらAがさ」
「は、まじかよ(笑)」

よくわかんないけど、私トークで盛り上がってるらしいです。
キム・ミンギュ余計なこと言ったら許さん。

でも良かった、仲良くなってくれて。

会話に花を咲かせる2人を見ているうちに、あっという間に放課後になろうとしていた。

「あー俺そろそろ行かなきゃ」

「俺も」

そそくさと荷物をまとめる2人。

『ジフンくんも部活行っちゃうの?』

「なんだよ、寂しい?(笑)」

『ち、違うもんっ』

「冗談だよ(笑)」

「A」

『わっ』

振り返ると同時に包まれる体。
ミンギュの香りと体温に、頭がクラクラする。

「お前らほんと…」

「へへ、充電しとかないと」

呆れ気味のジフンくんにそうおどけてみせるミンギュ。

「行ってくるね」

『行ってらっしゃい』

ポンポン、と叩いてあげると体は離されてミンギュは満足そうに笑っていた。

「俺、先行くからな」

「あ、待てよ!途中まで一緒だろー!」

「うっせ」

「イ・ジフンー!!」

『ミンギュうっさ(笑)』


1人になった教室はやけに静かで、ちょっぴり寂しい。


「Aちゃん〜」

『あ…』

廊下から私を呼ぶのは

『ジュンフィ、くん?』

なんでジュンフィくんがいるの?

「迎えに来たよ」

『迎え?』

「あれ、スニョンから聞いてない?俺が迎えに行くって」

『え』

放課後に迎えに行く、とは言ってたけど…

『ジュンフィくんが来るとは、一言も言ってなかったよ?』

「ったくスニョンのやつ…とりあえず歩こう?」

『う、うん…』

放課後の静まった校舎内。
ジュンフィくんと並んで歩く廊下はやけに長く感じた。
ミンギュ程じゃないけど、ジュンフィくんも大きいなぁ。

「俺の顔になんかついてる?」

『っえ?!』

「あはは、Aちゃんリアクション良すぎ(笑)」

笑った顔も綺麗なんだよねこれが…

「俺もスニョンと同じダンス部なんだよ。スニョン、なんかミーティングの準備だとかで、代わりにAちゃん迎えに行けって言われてさ」

『そうだったんだ…あ』

「ん?」

『そういえば武術得意だもんね!そりゃあダンスも出来ちゃうわけだ』

「…嬉しいな」

『へ?』

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でぃえん(プロフ) - やくるとさん» コメントありがとうございます(泣) ご期待に添えるよう頑張ります…(笑) (2015年8月21日 16時) (レス) id: ed3bf1e789 (このIDを非表示/違反報告)
やくると - ミンギュもジフン君もいいですね〜。笑 ジョンハン先輩との絡みの期待してます!!笑 (2015年8月21日 15時) (レス) id: 9bf3b009f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Moni | 作成日時:2015年4月14日 1時

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