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しばらくすると、買物袋を両手にお母さんが帰ってきた。
「A！生きてる！？←」
母よ、勝手に娘を殺すでない。←
「おばさん、こんばんは」
「おーミンギュ！我が息子よ！元気？←」
そう言いながらミンギュに熱烈ハグをするお母さん。
「元気だったよ母さん！」
いや、ミンギュも乗らなくていいから←
「こんな時間まで悪かったね息子よ！」
「気にしないで！あ、俺そろそろ帰るね！」
もう、帰っちゃうのか…
『送ってく…』
「病人が何言ってんの。いいから寝てろって」
『げ、玄関までだもん…』
「…わかった、行こ？」
しぶしぶミンギュが折れた。
「ミンギュ、いつでも遊びにおいで！あとお母さんにごめん、ありがとって伝えといて！」
「うん、それじゃまたね！」
パタンとドアを閉め、私の手を引いて玄関に向かうミンギュ。
「早く寝て、さっさと治せ」
『うん…』
靴を履いてこちらへ振り返るミンギュ。
「じゃあ、お大事にな？」
ぎゅ
つい、本当につい、玄関のドアに手をかけたミンギュの服の裾を掴んでしまった。
「なんだよ、帰るなって？(笑)」
『…さみしいんだもん』
「やーAの甘えん坊(笑)」
『う、うるさいっ//』
「しょーがないなぁ…」
こちらに近づいて、私を優しく抱きしめるミンギュ。
あったかい…
「明日の朝、迎えに来る。だから、いい子にして待っとけ、な？」
『うんっ』
「じゃあもう寝ろ！明日までに熱下げなきゃ許さねーからなっ？(笑)」
『はーい、わかりました(笑)』
「じゃあ、もう帰るよ？」
『うん…』
ゆっくり体が離される。
名残惜しいよ、ミンギュ…
「おやすみA、また明日」
『おやすみミンギュ、待ってるね？』
最後にポンポンと私の頭を撫でて、ミンギュは帰っていった。
ドキドキドキ
心臓がせわしなく動いている。
リビングに戻って、ソファーに座る。
「ちょっと！また熱上がったんじゃない？顔真っ赤よー？」
お母さんがキッチンから声をかけてくる。
これはただの熱なのか、それとも…
「明日の朝、迎えに来る。だから、いい子にして待っとけ、な？」
「おやすみA、また明日」
ミンギュが残していったものなのか…
「A〜悪いけど、買い物してきたの片付けて！」
袋を覗くと…ゼリー、ヨーグルト、プリンの山。
『買いすぎでしょ！？』
「てへぺろ☆←」
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でぃえん(プロフ) - やくるとさん» コメントありがとうございます(泣) ご期待に添えるよう頑張ります…(笑) (2015年8月21日 16時) (
レス) id: ed3bf1e789 (このIDを非表示/違反報告)
やくると - ミンギュもジフン君もいいですね〜。笑 ジョンハン先輩との絡みの期待してます!!笑 (2015年8月21日 15時) (レス) id: 9bf3b009f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Moni | 作成日時：2015年4月14日 1時
