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先輩と別れて自分の下駄箱に向かうと、靴を履き替えるジフン君と目が合った。

『ジフン君おはよ〜』

「はよ」

相変わらず愛想がないですね。

「…お前、やるな」

『へ、なにが?』

「堂々と彼氏と登校してくるなんて、度胸あんじゃん」

『はっ!?』

「だって、一緒にいたの彼氏だろ?」

ちょっと待てーーい!!!

『ち、違う違う!先輩とはお友達なだけ!』

一体、どこをどう見れば先輩と私がカップルになるんだろうか?

「しかも先輩かよ。やるねぇ〜」

『だから違うってば!!』

イ・ジフン人の話ちゃんと聞こうよ。

「怪しい」

ジフン君は私に冷ややかな視線を送ってくる。

『信じてよ〜(泣)』

「ぷっ…わかったわかった、信じる(笑)」

ケラケラ笑うジフン君。
あれ、ジフン君ってこんなに笑う人だったっけ?

「もう教室行こーぜ(笑)」

ツボに入ったのか、ジフン君はまだ笑いを堪えている。

「あーイムまじ面白い(笑)」

席についてからもジフン君はニコニコしてる。

『ねぇ、ジフン君ってツボ浅いの?』

「えーわかんねえ(笑)」

『だってずっと笑ってるよ?(笑)』

つられてこっちまで笑ってるわ。

「だって、イムの焦ってる姿まじウケたもん(笑)」

『ひどい!私ほんとに焦ったのに!(笑)』

「イムが彼氏と登校、なんてキャラじゃないの最初からわかってるしな(笑)」

『わかんないじゃん〜私だって彼氏が出来たら一緒に登下校するもん!』

「彼氏が出来たら、な(笑)」

『失礼な』

ジフン君と話すの、こんなに楽しかったんだ。
1年の時、もっと話しかければ良かったなぁ…

「いやー、もったいないことした(笑)」

『なにが?』

「1年の時、もっとイムと喋ればよかったなぁって思ってさ(笑)」

『…私も同じこと考えてた(笑)』

「流石イム!(笑)」

謎のハイタッチ…なんだこれ??

「なぁ、イム」

『なに?』

「名前で呼んでいい?」

『へ?』

「イムって呼ぶとなんか違和感あんだよな〜だめ?」

どんな違和感だ、と言いたいのは置いといて。

『うん、全然いいよ』

「よし!流石だわ〜A(笑) 」

『…こっちこそ違和感あるんだけど!(笑)』

「そのうち慣れるよ(笑)」

また少し、ジフン君との距離が近づいた。
なんか…嬉しい。



「いやAまじウケる(笑)」
『おい、いい加減にしろ』

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でぃえん(プロフ) - やくるとさん» コメントありがとうございます(泣) ご期待に添えるよう頑張ります…(笑) (2015年8月21日 16時) (レス) id: ed3bf1e789 (このIDを非表示/違反報告)
やくると - ミンギュもジフン君もいいですね〜。笑 ジョンハン先輩との絡みの期待してます!!笑 (2015年8月21日 15時) (レス) id: 9bf3b009f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Moni | 作成日時:2015年4月14日 1時

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