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ダンス部のステージで顧問(初めて知った)のセフン先生が一緒に踊るなんて聞いてなかったわたしのテンションは最高潮。わたしもダンス部入ろうかな…もちろん下心大アリで。
会ったら絶対からかってくると思っていた2人は、意外にも、いいじゃんとリアクションをしてくれた。もっと揚げ足を取られるかと思っていたわたしは拍子抜けをしてしまい、逆にモヤモヤした。
『ロンジュン…ミスターにはなれないだろうけど頑張ってアピールしなね』
「希望は捨てるなよロンジュン」
「大丈夫、学年出場者の中では1番イケてるよロンジュンくん」
「お前ら……」
ロンジュンは見事学年3位以内に入ったため、ミスターコンのファイナリストになった。発表は最終日の後夜祭でだけど、ジェヒョン先輩とシューシー先輩の一騎打ちだと予想されている。これを通じてユアちゃんもすっかり2人と打ち解けて軽口を言い合う仲にまでになった。恋愛的な文化祭マジックは起こらなかったけれど、わたしの中では1番ラッキーなマジックである。
出場者のアピールタイムと称した3分間のスピーチはわたしたちが行うことになっていて、正に今はその最中なんだけど、所詮1位になるのは顔で選ばれるから中身なんてどうでもいいだろというドンヒョクの意見(嫉妬ともいう)で真面目にやる気はない。
「もう終わるじゃん！お前ら責任取って俺に入れろよ！」
『わたしシューシー先輩にラーメンで買収されてるから…』
「ジェヒョン先輩派だからごめん」
「誰でもいいけどお前には絶対入れねえ」
3分間わたしたちのおふざけにロンジュンが淡々とつっこんでアピールタイムは終了となった。いくらなんでも可哀想に思えたため、男らしくて頼りになる兄貴肌ですとだけマイクを通す。ステージを降りたら、舞台裏に前夜祭担当の風紀委員数人が立っていて拍手を送ってくれた。その中になぜかイマークがいる。
「こういうときはちゃんとやれって」
『………』
「無視すんなよ」
こういうのって3年がやるもんじゃないの…そう思ったけれどイマークはクソ真面目だから自主的に手伝いそうだと納得。ていうか無視するなってどの口が言ってんの、ツンと顔を背けたわたしは、それにも反応することなくマイクを別の委員の人に渡した。
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未来(プロフ) - 初めてコメント書きます！サバサバしてる子でも自分の心はちゃんと女の子でたくさん考えちゃうところがリアルだなーって思っていつも更新楽しみにしてます！ジェノも主人公ちゃんもみんなが幸せになることを願いながらこれからも更新待ってます！ (2021年4月19日 14時) (
レス) id: 5f4a2b8d86 (このIDを非表示/違反報告)
す(プロフ) - 更新ありがとありがとうございます。自由奔放に見えていつも他人を優先にしちゃう主人公ちゃんの初恋が実って欲しい！！！けど、イジェノ、、、。イジェノにも幸せになってほしい。どうすればいいだーーーー！天才すぎます！ (2021年4月19日 0時) (レス) id: 074c418b45 (このIDを非表示/違反報告)
m.(プロフ) - ジェノーーーーー！！！！！！これに尽きます、、、主人公に感情移入していたはずが今ではもうジェノに幸せになってほしくて仕方ないです (2021年4月16日 17時) (レス) id: 6402f7fd5d (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - マク…どこまでも鈍感なやつめ。お姉ちゃんの優柔不断さにモヤモヤするものの登場人物全員に共感する場面が沢山あって、感情移入がしやすい。本当に好きな作品だなぁ。皆の恋が報われて欲しいけど難しい三角？関係。好みです。 (2021年4月13日 1時) (レス) id: 966290dc4b (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - いつも更新ありがとうございます。主人公に感情移入しすぎて毎回切なくなって泣いてしまいます、、、。いつか報われますように！；； こんなに素敵なお話をありがとうございます、、、！ (2021年4月12日 18時) (レス) id: 6aaa15267e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiki
| 作成日時：2021年2月23日 16時
