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カーテンの隙間から差し込む光は気持ちがいい。起きてから1番に耳に届くのが、私の寝顔を撮っているであろうシャッター音でも、私に対して重すぎる言葉じゃなくて、ジェミンくんの寝息だなんて幸せだなあと心がぽかぽかしたところで、恐怖のスマホへ手を伸ばし、画面を覗いて再び伏せた。
アプリの通知は限界を越えて999+、通常電話の不在着信187件、未読メール326件とは一体何事か。頼むから面倒事は起きていないようにと、お母さんから来ていた2件のメッセージを開いた。
《ごめんママやらかした》《口滑らせて彼氏いることバレちゃった》
………終わった、私の平和な生活が終了を告げてしまった。ついさっきまで胸いっぱいあった幸福感は一気に消え去り、今日帰ってからのことを必死に考える。質問攻めされるか、キノコでも生えてくるんじゃないのかってくらい落ち込んだロンジュン、この２パターンを想像している。両方うざいけれど、落ち込んでいたほうが静かでマシな気がしなくもない。それもそれでめちゃくちゃ鬱陶しいに違いないけれど、ぎゃーぎゃー騒がれるよりは、まだ。
「早起きだねえ」
『ごめん、起こしちゃった？』
「んーん、むしろ先に起きれなくて可愛い寝顔見過ごしたこと後悔してる」
朝起きてから飲むコーヒーとは正反対にジェミンくんは甘ったるい。私がコーヒーを飲めるようになったのも、ジェミンくんに影響されたからだ。本当はもっと苦いのを好んでいるのを知っているけれど、私がいるときは私に合わせてくれている。そんなところも大好きだ。
「難しい顔してるけど何かあった？」
『あったといえばあった？』
「俺には話せること？」
『う〜〜ん………』
私の腰に回っている腕にぐっと引き寄せられたつぎの瞬間、可愛い音を立てて離れていった唇。これよりもっとすごいことを昨日していたのに、ジェミンくんとのキスはいつになっても慣れない。それを言ったら、いつまでも新鮮な気持ちでいられていいねって笑われた。馬鹿にするような感じじゃなくて、本当にやさしく。
「話したくなったら話してね」
無言だったから話したくないことと思ったのか、最後に私の鼻をつまんでベッドから降りようとした腕を引っ張った。
「昨日からなあに、嬉しいけど」
『………シ、シスコンなの』
誘われたと勘違いして覆い被さってきたジェミンくんにそう告げると、どういうこと？と再び横に寝転んだ。
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ひかる(プロフ) - めっちゃめっちゃめっちゃめっちゃ続き気になります(＞＜)更新楽しみにしてますo(^-^)o (2023年3月19日 17時) (
レス) @page16 id: 8af556f919 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - 初めまして！最高すぎてコメントさせてくださいm(_ _)mシスコンロンジュンも彼氏のジェミンも設定が最高すぎてとてもワクワクしました！寒波が続きますので体調に気をつけてください！更新楽しみにしています♡(๑♡ᴗ♡๑) (2023年1月25日 11時) (レス) @page14 id: abb9e95463 (このIDを非表示/違反報告)
ころころまん(プロフ) - 最高すぎやしないですか。サイアンドコーです。好きです！！！更新頑張ってください泣 (2021年7月2日 19時) (レス) id: ddd6b54eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiki
| 作成日時：2021年7月2日 16時
