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ジェミンくんが歯磨きをしているときにチャイムが鳴った。そういえば昨日、幼馴染みのジェノくんの家に忘れ物をしたと言っていたから、ジェノくんがそれを届けてくれたのかもしれない。勧誘にしては早いしご近所さんから苦情がくるようなこともしていない。………うん、してない。
「ジェノかな？」ってジェミンくんも言っているしほぼ確定だろう。まだ口をゆすいでいない本人の代わりに玄関に向かい、ドアスコープをきちんと確認もせず、挨拶をしながら扉を開けて『おは………』そして閉めた。
「Aちゃん？」
『ジェノくんじゃなくて知らない人だったから怖くてすぐ閉めちゃった』
「そっかあ、何もなくてよかった。俺が出ればよかったね、ごめんね。でもちゃんと確認しないと駄目でしょ？やっぱオートロックにするべきだったかなあ…次はそうしようね」
次、というのは私たちが一緒に住むときだろう。好きの気持ちが爆発してジェミンくんに抱きつくと、かわいいねえと言って何回かキスをくれた。はあ、幸せ、出掛ける前にもう少しだけ甘やかして欲しい。
『…もうちょっと』「もうちょっとで済むかな」さっきは手を出されかけのところで邪魔されたし、正直もうそういう気分になってきてしまっている。たぶん、それはジェミンくんにもそうで、熱の籠った瞳はとろんとしていた。私もこんな表情をしてるのかな、そう思うと恥ずかしいけれど、ジェミンくんが嬉しそうに笑ってくれるならなんでもいいや。
。ジェミンくんの手が直に背中に触れたとき再びチャイムが鳴った。しかも1回じゃなくて何回も。
「…まだいるの？しつこいね？」
『あ、多分無視して大丈…』
「出てくるからちょっと待ってて、その間に気分じゃなくなったとかやめてよ」
甘々ジェミンくんとは違う、たまに出すツンとした感じもかっこいいし好きだ。でも私が今するべきことはときめくことではなくて、全力でジェミンくんを止めることだ。私は慌ててブラウスのボタンをとめて、玄関に向かう背中に待ったをかけようとしたけれど数秒遅かった。
「どちら様ですーーー「ジェミンってお前？とりあえずA返して」
既にGPSはつけられていたのかもしれない。チャイムを連打していた犯人であるロンジュンは私を見て顔を明るくさせた。
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ひかる(プロフ) - めっちゃめっちゃめっちゃめっちゃ続き気になります(＞＜)更新楽しみにしてますo(^-^)o (2023年3月19日 17時) (
レス) @page16 id: 8af556f919 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - 初めまして！最高すぎてコメントさせてくださいm(_ _)mシスコンロンジュンも彼氏のジェミンも設定が最高すぎてとてもワクワクしました！寒波が続きますので体調に気をつけてください！更新楽しみにしています♡(๑♡ᴗ♡๑) (2023年1月25日 11時) (レス) @page14 id: abb9e95463 (このIDを非表示/違反報告)
ころころまん(プロフ) - 最高すぎやしないですか。サイアンドコーです。好きです！！！更新頑張ってください泣 (2021年7月2日 19時) (レス) id: ddd6b54eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiki
| 作成日時：2021年7月2日 16時
