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Side_JS
……まただ。ドアが閉まる音を聞こえたからベッドを抜け出し、誰が出て行ったのか確かめるために寝ているヒョンたちを起こさないように足音を最小にして玄関に向かう。ロンジュニヒョン、ジェミニヒョン……置いてある靴を確認すると、無いものはジェノヒョンのスニーカーだった。ドリームの中でも特にインドア派で、出不精すぎてジェミニヒョンに怒られることが多いジェノヒョンが深夜に外出？眠れなければゲームをしているかドラマを見ているかしてるし、仕事以外では意地でも外に出ないタイプのジェノヒョンが？お腹が空いたとしても朝まで我慢するだろうし……何かあったのだろうか。
「チソンア」
「わ！び、びっくりした……脅かさないでくださいロンジュニヒョン」
「そんな頭でどっか行くの？」
「いや、僕じゃなくてジェノヒョンが」
普段ぱっちりしている目を浮腫ませたロンジュニヒョンは欠伸をしながら首をかしげる。ここ数日のことを伝えると、たまたまじゃないのって伸びをした。
「今日はたまたまジェノだったんじゃない？昨日はヘチャンが泊まりに来て、俺らが起きたら帰ってたろ。その音かもしれないし、一昨日はジェミンが何となく散歩に行っただけかもしれない」
「でも毎回2時30分なんですよ？」
「……気になるなら明日もし同じことがあったら後を付けてみたらいい」
「ええ…」
「明日も早いんだから寝るぞ。トイレは行かなくて平気？」
「平気です……あ、やっぱり行く」
ロンジュニヒョンがトイレなんて言うから、抜け出したジェノヒョンのことよりもトイレで頭がいっぱいになってしまった。起きたままリビングにいて、帰ってきたら何をしに行っていたのか聞こうと思ったけれど「子供は寝る時間だよ」とトイレを済ませると、廊下で待っていたらしいヒョンに部屋まで連れていかれた。
「おーい、起きて」
僕の布団を勢いよく剥がしたのは、朝一にも関わらずいつも通りすっとしている顔のジェノヒョンで。昨日の仕事終わりは疲れが全面的に顔に出ていたのに、それが全て消し去られているようだった。
「今日の夜暇ですか？どうしてもクリアできないところがあって……」
「スマホゲームなら移動中にやってあげるよ」
やっぱりおかしい。移動車では睡眠第一の人なのに。これでは夜は都合が悪いと言っているようにしか感じられない。こうなったらロンジュニヒョンが言っていたことを決行するしかないようだ。
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Kiki(プロフ) - なつみさん» あんまり女優設定って見ないなと思って書いた作品なので、そう言って頂けて嬉しいです🥺ヒロインちゃんの変化にも注目して頂けたらと思います〜🥺 (3月16日 12時) (
レス) @page26 id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 他では見かけない設定なので、毎回楽しく読んでます！クールなヒロインが…！？って展開になってきてわくわくしてます🥺 (3月14日 12時) (レス) @page23 id: 7227221f75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiki
| 作成日時：2023年12月7日 18時
