幸福な旋律 1 ページ9
今日は半日学校の授業はお休みで、学校行事で全校で音楽鑑賞会として少し離れたコンサート会場に全校生徒、全先生が来ていた。
授業も無くただ座って静かに音楽を聴いていれば良いだけなので有難い。
あたし達もクラス毎に固まって座って鑑賞をしていた。
間も無くして、合間の20分間の休憩時間が始まった。
ずっと座って聴いていた為、会場のみんなは立ち上がって会場内から出て休憩しに行ったり、伸びをしたりしている。
そんな中、あたし達の斜め前の席に座っていたB組担任の武智先生は一人、だいぶ感激しているようだった。
武智「いやぁ〜、やっぱり音楽は素晴らしいなぁ〜」
口に手を当てて一人深く頷いていた。
凜「武智先生、だいぶご感銘だね〜」
えみな「坪井先生なんて逆に爆睡してるけど」
えみなは振り返り、会場上部の方を指差して言った。
確かに坪井先生は目を閉じてよく眠っている。
A「休憩時間なのに気づいてないくらい爆睡だね」
友美「その隣のぶっきーも腕組んで眠そうな顔してるけどね」
割とみんな眠そうに聴いていたのかもしれない…。
凜「なんか喉乾いたからジュース買いに行こうかなぁ」
友美「あ、賛成!」
そしてあたし達も席を立ち、会場内から外のロビーへ出た。
自販機でジュースを買い、あたし達は座ってジュースを飲んだ。
女性「大変!どうしよう!」
そんな時、ドレスを着た綺麗な女性が一人かなり慌てた様子でバタバタとあたし達の前を横切って行った。
あたし達4人は顔を見合わせ、ジュースを飲み干してゴミ箱に捨てその女性を追いかけてみた。
女性は何やら地下に繋がる階段を急いで降りて行った。
あたし達も下に降りて奥まで続いてみた。
A「あれ?さっきの人見失った?」
しかしさっきの女性が居ない。
石倉「あれ!?
伊藤達もここにいたのか?」
聞き覚えのあるその声にパッと振り向くとそこには隼人と石倉がいた。
えみな「そっちこそ!」
甲斐「俺らは何か歩いてたらいつの間にか迷って…」
友美「迷子かい…」
瀬尾「あれ?お前らもいたのか!?」
話し込む中、次は横から声がした。
そちらを向くとそこにはA組の瀬尾君、里見がいた。
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chelly04(プロフ) - ユナさん» そんな風に言って頂き、とてもとても嬉しいです( ; ; )ステキなコメント本当にありがとうございます! (2019年9月24日 23時) (レス) id: d1ee8d6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - ブッキー、カッコいいですね!私この小説好きです!これからも更新頑張ってくださいね!応援してます!(* ´ ▽ ` *) (2019年8月9日 20時) (レス) id: 5df833b6c1 (このIDを非表示/違反報告)
chelly04(プロフ) - 魅夢さん» コメントありがとうございます!そんな風に言って頂き嬉しいです!先生、甲斐くんと絡んで書いてますが、最終的にくっつく方向にしようかそのままかまだ迷ってますー(;▽;)笑 (2019年4月7日 15時) (レス) id: d1ee8d6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
魅夢(プロフ) - 更新お疲れ様です!柊先生とヒロインの話をいつもドキドキしながら読ませていただいてます!早く二人にくっついてほしいな〜と思ってます(笑) (2019年4月6日 1時) (レス) id: c882c7a21a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chelly04 | 作成日時:2019年3月29日 3時