春愁 4 ページ8
気持ちよく眠っていたあたしの頭をパシッと何かで叩かれる音がした。
A「……ん…」
柊「おい、もう部活終わったぞ」
あたしはゆっくり目を開けてその声のした真上を見上げた。
そこにはプリントを手に持ち、こちらを見下ろす柊先生がいた。
あれ…、
あたし寝てた…?
A「夢みてた…。
柊先生に出会った頃の夢…」
柊「夢…?」
先生がきょとんとした顔であたしを見た。
凜「そういえばさ、Aとぶっきーって最初の頃はろくに話もしなかったよね」
友美「あ、そうだったよね〜!
Aが珍しくおどおどしてたよね」
A「うん。
なんか未知との遭遇って感じ?」
あたしは口に手を当てて欠伸をしながらそう呟いた。
みんなはけらけらと笑い、柊先生だけが腕を組んで呆れた顔をしていた。
A「あ、あの時先生が笑ったから…」
柊「ん?」
あの時、柊先生が口にしたやるべきこと、あたしが変えるかもしれないと言ったその意味は今でもまだ分からない。
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chelly04(プロフ) - ユナさん» そんな風に言って頂き、とてもとても嬉しいです( ; ; )ステキなコメント本当にありがとうございます! (2019年9月24日 23時) (レス) id: d1ee8d6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - ブッキー、カッコいいですね!私この小説好きです!これからも更新頑張ってくださいね!応援してます!(* ´ ▽ ` *) (2019年8月9日 20時) (レス) id: 5df833b6c1 (このIDを非表示/違反報告)
chelly04(プロフ) - 魅夢さん» コメントありがとうございます!そんな風に言って頂き嬉しいです!先生、甲斐くんと絡んで書いてますが、最終的にくっつく方向にしようかそのままかまだ迷ってますー(;▽;)笑 (2019年4月7日 15時) (レス) id: d1ee8d6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
魅夢(プロフ) - 更新お疲れ様です!柊先生とヒロインの話をいつもドキドキしながら読ませていただいてます!早く二人にくっついてほしいな〜と思ってます(笑) (2019年4月6日 1時) (レス) id: c882c7a21a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chelly04 | 作成日時:2019年3月29日 3時