PERHAPS (ページ14)

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『……』

大「ごめん」

『……』

大「ごめん」

『何に怒ってるか分かってるの？』

大「雰囲気悪くしたから」

そう、それ

『別に私にイライラしてくれてもいいんだよ…でもさ、想太くんの事考えてよ』

大「…うん」

『意味分かんないだろうにあんなに気を使っていつも通りにって振舞ってくれたんだよ？多分。
私もいい歳して分かりやすくイラついたのも悪いんだけどね、』

大「明日ちゃんと謝る」

『うん。』

そこら辺の友達にイラついても基本私の中で沈めちゃうんだけど、何故か大輝にはぶつけてしまう

良いのか悪いのか…分かんないけど

って言うかどうして不機嫌になったんだろ

聞く？

…いやぁー、、聞けなさそう

大「…嫌だった」

『？？』

大「何でイラついたのか知りたそう」

『本当にストーカーだね』

大「それを言うならエスパーとかでしょ」

『あ、なるほど
…じゃなくて、嫌って何が？』

大「二人を見てるのが」

……？
私と想太くんを？なんで？

大「何か嫌だったんだよ
一気に仲良くなるし、想太も気に入ってるぽかったし…」

『え…っと、それって……ヤキモチ？』

大「知るかボケ」

うわぁー小学生みたいな反抗のセリフ

ふふ笑

可愛いじゃん

何でヤキモチ焼いてんのか分からないけど

大「キモい」

『は？』

ヤキモチ焼きの大輝くんがちょっと可愛かったので仕方なく一緒に寝てあげた

小さい頃、大きな温かい手でやってもらってた、トントンってやつをしながら。

大「なにそれ、」

とか冷たい目を向けてきたけど
素直に目を閉じて眠ってた

可愛い可愛い。

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