PERHAPS

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でも




ある日




確かあの日は、私がひどく落ち込んでて








大「お邪魔しまー……どうした？」


『たぃき……なんで、、』







何でこんな時に









あ、


いや、違うか



いつものように大輝が来るのは分かってた




待ってたんだ








『ふっ』


大「どうしたんだよ、顔ぐちやぐちゃ…」


『っう、っ…』





安心しちゃったのか
堰を切ったように涙が溢れる私に



大輝はその時



私に初めてキスをした






『っんぁ』


大「泣くな…」


『な、んでっ』


大「イヤ？」





イヤなんじゃない
…けど、どうしたら良いか分からなかった




大「どうしたら良いかわからない
…って顔」


『だっ…て、』


大「どうするのが正しいかじゃなくてさ
どうしたいか で選んでよ」



どうしたいか…？



大「嫌なら、拒んで」









そう言う大輝のキスを



私は受け入れた









そうしてそのまま身体を重ねた





『んっ…』









お互いがお互いを求めて







大「っ……」








足りないところを埋める様に





『あっ…ン…』






ただ


ただ


求めた









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