この命尽きるまで THE FINAL【刀剣乱舞】

不良グループに目をつけられました ページ3

餓鬼三人に絡まれてから二週間

宗介「おはよう」

『おはようじゃねぇ』

宗介「クマすごいよ。ちゃんと寝てる？」

寝れるか
と言いたいのを抑えて、俺は通学路を歩く
宗介もそれ以上は何も言わなかった


あの日以降
俺は奴等に家を特定されて寝られないのだ

宗介「来年には大学なんだから..本当にいい加減にしておきなよ？」

『むぐっ』

横からいきなりパンを口に突っ込まれた

宗介「朝食食べてないでしょ...学校着くまでに食べておくこと。いいね」

『...』

こいつは俺のオカンかよ..
仕方なく俺はそのパンを齧って歩く


今日も朝から暑くなりそうだと思いつつ
バス停に行きバスを待つ


パンを食い終えた俺は宗介がくれたウェットティッシュで手を拭いてから携帯に手を伸ばした


『宗介は俺のオカンですか』


イヤホンを指しながら問いかけたら
足蹴を食らった


宗介「オカンにしてるのはお前だよ」


『すみません』


怒るとこいつは怖い
よし。確定...宗介はオカン




なんて馬鹿な事を考えながら来たバスに乗り込む
朝の通勤ラッシュで結構人がいるな



まぁつり革で良いかと思って、邪魔にならない所を選び、つり革に掴まって立つ


宗介「そう言えば、A」

『ん？』

バスが走り出した直後宗介が唐突に言ってきた

宗介「最近噂のグループ、ここらに来てるらしいよ」

『...マジか』

宗介「そ、友達が呟いてる..お前はすぐ絡まれるから注意しなさいね」

相変わらずスマホから視線は逸らさずに言った宗介に俺は適当に頷いた









──しかし、それから数分後
学校の一つ手前のバス停にバスが止まったのだが
乗ってきたのが宗介の言っていた奴等であった挙句




??「は？」

??「なっ..」

??「マジか..」

??「おい、アンタ」

??「ツラかしてくれや」









.....死亡フラグ立ちました

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