この命尽きるまで THE FINAL【刀剣乱舞】

日常が変わった日 ページ1

sideA

ジリジリと太陽が照り付ける季節
公園にはキャッキャッとはしゃぐ子供の声

蝉が元気に鳴いている


『...暑い』


「ハハッ..そりゃ夏だからね」


隣からの声に其方を向けば
呆れた顔で笑ってる幼馴染みがいる

『うるせぇ..ばーか！』

口に含んだアイスは溶けていて、口に残っている
のは虚しくも木の棒のみ





行く場所も考えず、いつも通りぶらぶら歩いて
なんとなく...本当になんとなく公園に寄った









その日からだ
俺の幸せな日常が消え去ったのは









三人の餓鬼と出会った事で
俺の世界は一変した









??「いたか？」

??「だめだ！いない」






公園に足を踏み入れた瞬間、耳に入った声
其方に目を向ければ..何か探しているのか
ゴミ箱や叢の中を探し回っている子供がいた

「子供は元気だね」

『そうだな』

「指定席、空いてるよ」

幼馴染み..宗介の指差す方向を見れば
何時もの俺の特等席..熊さんが空いていた

熊さんいいだろ？めっちゃいい。
宗介に頷き、足を踏み出した時だった




??「...見つけたぁぁぁ！」









『あ？』






真っ白な髪の毛の餓鬼が一人
俺を見て叫んだのだった

見つけた→

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