世界ユースが六十人 ページ18
結局、試合は１６対２５、１４対２５と、かなりの差をつけて勝利。
僕らだってチートじゃない、多少はミスはある。
日向「つえー…」
田中「強い奴が二人入るだけで、かなり違うな…」
汗をかいて、チーム赤は、息があがり始めている。
僕らも汗はかいたが息があんなにあがる程じゃない。
結構菅原さんにも任せてたし。
菅原「いや、あの二人はなんか、こう…浸透性？が違うんだよな…」
五月雨「つーか暑い」
村雨「ジャージ脱げよ」
脱ぐのは寒い。でも着てるのは暑いから、前だけ開ける。
分かれこの気持ち。
村雨「そして帰りに心臓破りの坂通って帰ってもらうぞ」
五月雨「うそん」
嘘だと言ってくれ。
まあ、そんなこと言ってくれるわけなくて。
烏飼「おい、もう終わりだ。着替えてこい」
「「「「「はい！」」」」」
流石男子高校生、元気がエグい。
僕はあそこまで声出ないわー。
…あ、
五月雨「あー待って待って待って待って！！！！」
ダッシュで自転車に戻る。
走りながら、鞄をあさってスマホを取り出し、体育館に帰る。…帰る？
山口「なにかなツッキー？」
月島「知らない」
五月雨「あの！写真いいですか！？」
澤村「……はい？」
しーん、と沈黙が流れる。
沈黙を破ったのは、村雨の「抜かりねぇな」という一言。
月島「…なんで写真…」
菅原「え、本当なんで…？」
多分、にっこにこの笑顔で答える。
五月雨「皆さん、今の状態でも普通に強いですもん！将来全国に行く可能性のあるチームと写真撮りたいじゃないですか！」
村雨「元々そのつもりだろ」
五月雨「あ、バレた？でも強くね？」
言葉を濁して、「まあ……おう」と答える。
あのトンデモ速攻は、本当にビビった。始めてみたもん。
五月雨「ということで！いいですか？」
澤村「まあ…いいか？」
菅原「いいんじゃないか？喜んでるし」
西谷「うおおおお！有名人みてーだ！」
田中「いよっしゃぁぁあぁあぁああ！！」
五月雨「ありがとうございます！」
※このあとめっちゃ連写した。
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お空の蒼い月(プロフ) - 星夜〜nightさん» コメントありがとうございます！毎話笑っていただいたなんて、作っている側は一番の励まし、誉め言葉です！これからもよろしくお願いいたします！ (2019年2月17日 17時) (
レス) id: 147a83b23d (このIDを非表示/違反報告)
星夜〜night(プロフ) - 完結おめでとうございます！！1話1話が面白く、毎話笑っていましたwこれからの作品も楽しみにしています！ (2019年2月17日 15時) (レス) id: a95628f533 (このIDを非表示/違反報告)
お空の蒼い月(プロフ) - Megさん» コメントありがとうございます！ずっと読んでいてくださるとは…これからもよろしくお願いします！更新頑張らせていただきます！ (2019年1月20日 16時) (レス) id: 147a83b23d (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - 初コメ失礼します！ずっと読んでました！面白くて次が楽しみです。更新頑張って下さい！ (2019年1月20日 15時) (レス) id: 30e2a5268e (このIDを非表示/違反報告)
お空の蒼い月(プロフ) - 星夜〜nightさん» コメントありがとうございます！バレなかったやつは、次あたりで解明です。更新頑張らせていただきます！ (2019年1月19日 7時) (レス) id: 147a83b23d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お空の蒼い月 | 作成日時：2018年11月7日 17時
