うちの典型的マネはなんとかなったけど他校のマネを言いくるめられる気がしない。【ハイキュー】

言いくるめたい　２６ ページ28

つぐのひ。

朝になったけども、いきなり問題発生。
なんということでしょう。

マネ部屋の私の鞄がピンポイントで荒らされてるではありませんか。
さらに、なんか私のスマホ充電切れてアラーム鳴らないし！
昨日ほぼ触ってないし触ったときにみたらまだ９０%くらいあったし！

そして挙げ句の果てには鍵かけられてるしさぁ！
え、あの子椿ちゃん退けたの凄いね！
とりあえず、

宮野「出せえええええええ！！」

ガンガンガンガンガンガン！！と扉をひたすら叩く。
え、待っていくらガチャガチャスライドしようとしてもがち、がち、とか鳴って開かない。

え、窓？勿論窓もガムテープで固定されてたよ。

宮野「はぁぁあぁあ…というか、椿ちゃんも心配になる…」

それにマネさんにも結構…や、大分迷惑かかってるからなぁ…誰でもいいから出して…

？「…誰かいますか？」

え…あ、この声…

宮野「赤葦君？」

赤葦「…宮野さん？待って、なんでまだマネ部屋？」

宮野「あのね、なんか昨日確認したときには充電あったのにスマホの充電が切れてて、アラーム鳴らなかったから寝過ごしたんだけど…」

なんか、赤葦君が微妙な顔してる気がするけど気にしない。

宮野「私の鞄がピンポイントで荒らされてるし、窓も何故かガムテープで固定されてて出れないし…赤葦君、出して！」

赤葦「ガムテープ？…あ、本当だ、此方の鍵もガムテープついてる…待ってて、すぐ外す」

べりべり、とガムテープが外れる音がしたと思ったら、がちゃん、と鍵が外れる音がする。
そして、赤葦君ががらがら、と扉を開ける。

宮野「ありがと赤葦君ー！」

赤葦「別にいいけど…椿さん知らない？」

宮野「え、椿ちゃん…？知らないけど」

ストップ、当たりたくない嫌な予感当たりそう。

赤葦「椿さん、今行方不明なんだ」

宮野「…え」

知ってたって感じするけど、事実突きつけられると、ショック、だね。







マジの『つぐのひ』じゃねえか(白目)
(『つぐのひ』というゲームで、最後の『つぐのひ』がとんでもないことになる)
最終日じゃねえのに…

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