恋の学園祭 (ページ8)

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海ページ8

最近知念くんが、

俺に恋の相談をしてくる。

『Aがもっと好きになった。

涼介嫌いかもしれない。』って。

俺はAとはいとこだけど、Aには友達のように接してる。

だから、知念くんの恋愛話も違和感がない。

知念くん、今日の学園祭でAに告白するって。

だから俺は大ちゃんと、様子を見に行くことにした。

有「角部屋ってこんな遠かったっけ。」

「人多いからね。」

………

有「ヤッホー！」

「どう？うまく行ってる？」

知「うんっ！」

知念くんはドヤ顔してるww

お化け屋敷も、告白も上手くいったのかな？

あれ？

Aの顔色が悪い。

知念もしかして、上手くいってない？

俺はこっそり知念くんを呼んだ。

「あれ、成功した？？？」

知「まだ。
でも、午後一緒にまわるよ！」

「なら、よかったねー！」

知「でも、Aが、パニクってる。」

やっぱり………………

「ねえ、強引に連れて行けば？

Aって、結構こういうのは好きなんだよね。」

知「そうなの？」

「うん」

知「やってみるよ。」

Aは結構S系男子が好き。

だから、これなら知念くん、成功するかも！

有「裕翔～。
お化け屋敷行ってみない？気になる！」

「大ちゃん。俺の苦手なものわかるよね？？？」

有「なんだっけー。」←棒読み

「いやだ。お化け屋敷いやだ。」

有「後輩がやってるんだから。いいじゃん！」

えっえっ。

まってよ～！

有「行くぞ。
………A～！入るね。」

A「はーい。」

いや、A笑ってたよね？？？

知念くんまでっ( ；∀；)

俺は大ちゃんに無理矢理連れていかれた。