温もり ページ6
翔side
君は怯えている…見たことない俺を脅す
これか…女の子というのは、丸帯びた体に
細長いその手…揺れる長い髪。この胸の中に
閉じ込めておきたい
さっき、君が寝ていた時に真っ赤な唇に口づけした。
｢一緒に逃げない？｣うまく誘い込む
｢嫌よ！今すぐに出ていかないと、どうなるか分かっているの！？｣
｢それって君の本当の気持ち???｣
｢クッ…｣
｢言ってみて？本当の気持ちは？｣
｢会いたかった…夢の中に何度もあなた達が出てきて苦しかった。でも…帰って｣
｢嫌だね、せっかく会えたのにその口はないぜ？｣
｢ママに知られられたら一巻の終わりよ！｣
｢ここよりもっといい楽園、知りたいか？｣
甘い声には痺れるけど神の掟には守らないと
｢誘うつもり？勘弁して欲しい｣
でも心がおかしくなりそう
キュンキュンする。
｢もう一度キスしよ？好きなんでしょ？｣
｢えっ？それはどういうい…｣
どういう意味なのよって言いたかったやろ？
その口付けは甘くてとろけそう。
角度を変え口づけも深くなっていく
衣を脱がされ上半身露わとさせよう
キスでも翻弄されているうちに温もりを確かめたい。
漏れる色っぽい声もっと聞かせて???
｢(/ω＼)イヤン、何してくれるの！｣
君は俺の虜になっていくよ徐々にね。
｢もっかい言うけど君は楽園知りたいか？
この上に無いくらい極上の甘さを届けたい…｣
俺は初めて女の子を見た。だから、連れ去りたい
｢俺に落ちて来いよ、待ちわびていた君と会えたことが。｣
｢名前なんて言うの？｣
しまった！忘れていた。
｢櫻井翔、俺のことを翔って呼んで？君は？｣
｢A…｣
｢Aか可愛らしいじゃないか。｣
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作者名：STAR Flower | 作成日時：2018年9月16日 14時
