楽園 (ページ12)

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朝焼けページ12

それは、夢の中でふわふわと浮かんでいる。
私の後ろで、優しくハグをしてくれる人がいる
温かい…それは小鳥のような温かさ

またしてもシーンは変わり
ベットの上…背中にキス…あなたは誰なの？
妖艶な雰囲気をだしてしかも、美男子とも言える人…

私の他に三人いる…あなたは誰なの？

｢おい、起きろ。｣
と翔様が言う
よろよろと足元がおぼつかない。
きゅっと肩を寄せて｢まだ眠いのか？｣
と尋ねる

｢うん。｣

｢おはよう｣
とおばば様が言う
｢おはようございます｣と私達は言う

｢島に行ってらっしゃい(*´∀｀)Aの知らないことを知る時が、来た。さぁ、ワシらのことを気にせずに行け！｣
とおばば様は杖をトントンとしたら幕が出来た

｢おばば様…｣

｢Aが戻ってくるまではみんなが寝静まっているよ？だから、安心しなさい。｣
おばば様は微笑む。
｢では、おばば様行ってきます。｣
大野さんは手をふってボートを漕いだ

日が昇りゆく、そして朝焼けが見えてくる。

｢ねぇ、大野さん。なぜ、おばば様を知っているの？｣

｢おばば様ね、オイラが子供の頃に初めて見たのがおばば様が若き頃の姿を見たのだよ、
そこで初めて女の人を見たんだ。翔ちゃんもね。｣

｢ああ、そうだ。俺もおばば様が若き頃を見た、亡くなった長老様のお嫁さんだった。｣
と翔様は私をぎゅっと抱き寄せて言った。

｢俺はおばば様の予言を聞いたんだ。(真綿のような女の子をあなた達の前に現れる)それはが君だA。｣

そして島に上陸した。
まだ私の秘密はバレていない。