もっと！ スキャンダラスな四角関係 ×5

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「久しぶりだから、すっげー気持ち良くしてやりたいんだけど、まずは俺が気持ち良くなってもいい？ 」


何よソレって思うのに、ベッドに倒された わたしの体はキュンと反応する。

たちまち着ている物は脱がされて、キスより先にソコにあてがわれた熱いモノを
わたしもちゃんと、のみこむ準備が出来ていた。






ここに迎えに来てくれるのは怒ったギョンスだと思ってた。


玄関先で抱き締められた時、忘れかけてたベクの匂いと体温が戻ってきて、涙を抑えられなかった。


「俺の事、愛してるんだろ？ なら逃げんなよ」



恥ずかしい事言うから思わずからかいたくなった。
でも多分それが正解で「うわーん」って大袈裟なくらいに泣いた。



いつの間にか、どうしようもないくらい愛してた。

経験した事の無い想いが、そこにあった。



一緒にいるのが辛いから逃げたのに
一緒にいないのは、もっともっと苦しかった。






余裕の表情で、わたしを見つめるベクが凄くカッコ良く見える。

片足が持ち上げられた状態で、繫がったアソコは熱くドロドロに溶けて、深いところにまでベクを感じる。


「あっ……はぁ……んっ、あっ！ 」

「……A」

「んんっ、あ……は……ぁ」


背中に手が回って抱き起こされると、ベクのモノが更に沈んで動く腰に下から突き上げられる。


密着した肌、触れ合った唇、ベクの口の中へ わたしの甘い声は消えていく。

このまま溶けて１つになっちゃえばいいのに。

そしたら、ずっとずっーと、一緒にいられるのに。









なんにも解決してないし、これからも わたしは
たまーに思い出しては、嫌な気分になってガクッーて堕ちるに決まってるのに。


それでも、それでもやっぱり

可愛い顔で隣で笑っていて欲しい。んーん、一緒に笑い合っていたい。





「そうだ。お前、5月なにしてた？ 」

「5月？ 日本にいたけど……」

「5月は俺の誕生日！ しかも！ 俺、何っ回も日本に行ったのに！ 」


えっちして、果てて、それから又復活してって、3回程繰り返した後、更に「まだ出来る」って襲われそうになったから流石にストップをかけた。


静かだから寝たのかなって思ったら急に起き上がってコレ。

……何回もってとこ、ちょー強調してくるな。

そんな事言ったってさ、過ぎた事はしょうがないじゃん。

「連休は、京都で友達と着物レンタルして街歩いて外人さんにパチパチ写真撮られて楽しかったなぁ」

「へぇ〜」

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