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ベクから折り返しの電話が来た頃には、もうすっかり夜になっていて、罪悪感や不安感は、とうにどこかへ消え、頭の中は別の事でいっぱいだった。
待ちに待った部屋のチャイムが鳴ると飛び起きてドアまで走った。
「ベクーっ！ 」
開けたドアの先にベクを発見して、全体重をかけるように抱きつく。
「うわっ、あ、A、ちょっと……」
「なに、もう遅、あ」
ごほんと咳払いするのは、ベクの後ろに立つマネージャーさん。
その横に しうちゃん。そしてジョンデもいる。
朝、わたしが見送った面子がそのまま、そこにいらっしゃる。
どうやら仕事を終え、みんな一緒に来た模様。
「あ、はは。どうぞ」
自分の家でも無いのに、なんか照れるな。
このシンプルモダンな部屋、中々いいでしょ？
や、違う。なに考えてんのわたし。
4人を中に招き入れると、それぞれ椅子とか、２つあるベッドの上とかに腰を下ろした。
ベクがテーブルの上に紙袋を置いたから、それを覗き込んでから、わたしもベクの隣に座る。
今度は何を言われるんだろ。
でもその前に、わたしもちょっと主張しときたい事がある。
「あの、あのですね、この写真なんですけど、わたしじゃ無い気がするんですけど……」
iPhoneの画面をマネージャーさんに見えるようにして言った。言い切った。
こんなとこに連れてこられて、さもわたしだと感違いしそうになったけど、こんな記憶
「いや、Aちゃんだから」
すぐにジョンデに否定された。
「えっ、違うし。わたしジョンデと2人で出掛けた事なんか無いもん」
「忘れた？ ドラッグストア一緒に行ったの」
え、ぇえ、
「いつ？ 」
「変なもん買ってチャニョルに飲ませたんだろ？ 」
隣のベクが呆れ気味に話す。
あ……。
すっかり忘れてた。だってあの日はベクに振られた日で、そっちの方が頭に強く残ってるから前後の事なんか記憶から薄れてる。
「なに？ 変なもんって」
うおおおい！ マネージャーさんの前で！
「青汁！ 青汁です！ 健康の為に！ チャニョル不健康だから！ 」
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Lee - スペックネタ大好きですｗｗｗ (2019年4月11日 9時) (
レス) id: 763c6d99df (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - ひつじさん» 最後までありがとうございました^ ^ アンニュイしうちゃんで1話書けそうですね(//∇//) ベクが男の子を望む理由、推察してくれると嬉しいです(//∇//) どのお話も読んでくれて本当にいつもありがとうございます(〃ω〃) (2017年5月16日 23時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - 終わっちゃったー！まさか アーミーになっていたとは（笑）子供は男だけって 彼女に似たら困るからかしら。遠くを見つめる しうちゃんはいつ頃 復活できそうですかね(T ^ T) 好きなものは やめられませんよね♪ (2017年5月16日 15時) (レス) id: 6fa124c712 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - はなさん» いつもいつも、そして最後までよんでくれてありがとうございました(〃ω〃) 4角関係を書き始めた時、最初の結末は主人公がベクと別れアイドルになるという結末でした笑 でもコメントを見ながら、そんな事出来ないなと考え直し、仮想の話に留めました^ ^ (2017年5月16日 9時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - もにかさーん！！おかえりなさい！！ベクやっと見つけてくれましたねー！！それにしても、ジミン？って！（笑）さすが主人公ちゃん！（笑）1番好きだった作品が終わっちゃって少し寂しいですがハッピーエンドでよかったです！連載お疲れ様でした！ (2017年5月16日 7時) (レス) id: d0f5a1909d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2017年2月13日 9時
