もっと！スキャンダラスな四角関係 ×4 (ページ8)

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気持ち良すぎて出た涙か、意地悪されて出た涙かは分からないけれど瞳から流れた水滴に気付いたしうちゃんは、手も足も紐を解いて自由にしてくれた。

「帰っていいよ」って言われて、また涙が出て
「帰りたくない」って中途半端な裸のままわんわん泣いて。

背中をさする手に落ち着くと、自分から全部脱いでしうちゃんにキスをした。

しうちゃんは、いつも通り生でしようとするから
さっきポケットに入れといたゴムを渡す。

嫌がってたけど、わたしがしうちゃんとする為に買ったって白状すると嬉しそうな顔をして口に挟んでピリッと素早く中身を出した。

その行動も、大きくなってる自分のにつけるのも慣れ過ぎていて、又少し悲しくなる。

生派な筈なのに何で？って。

喘ぎながら、またわたしが泣くから
しうちゃんの眉が下がる。

突きながら舐めとられる涙、

イきそうになる前、ガブッと首に噛み付かれる。

痛い筈なのに、気持ち良くて、

猫が噛むのは求愛行動だからと、されるがまま。

ヤリ疲れか、泣き疲れか、
襲ってきた睡魔に負ける気満々なわたしは、

しうちゃんの横で寝るの久しぶり……と、

考えなきゃいけない事、
気にしなきゃいけない事を放棄して眠りについた。