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しうちゃんの手が下着にかかる頃には、もう完全にほだされていた。
気持ち良すぎるんだもん、仕方ない。
「俺よりギョンスがいいみたいだし、濡れなかったらやめようと思ったんだけど……」
「やっ、」
閉めてる股の間に入ってくる指。
くちゅっとなる水音。
意地悪く笑う顔。
濡れないどころか、こんなのどんどん溢れてくる。
「ちょっと我慢な」
我慢と聞けば浮かぶのは焦らされる事。
完全にギョンスのせい。
さっきまであった筈のギョンスへの罪悪感は、当に消えてる。
我慢駄目！ 絶対！ とか、あのキャッチコピーの偽物が頭に浮かんだ瞬間、わたしの体制がおかしな事になった。
「へ……しうちゃ、ん、……あっ！ ヤ……だ」
掴まれた両足首が顔の上空にある。
「やっ！ ダメっ……、んんっ……やだ、っや……」
持ち上げられたせいで秘部はしうちゃんに丸見えで、恥ずかしくて死んじゃいそう。
そこへ垂らされたアイスは、最初からもうすでに溶けてて、すぐに舌で舐め取られる。
冷たい感触は、すぐに生暖かい感触へと変わる。
恥ずかしくて嫌なのに、嫌なのに、
「A、凄いヒクついてる」
「ん……っは……や…つっ、やぁ……」
しうちゃんの目が、声が、もう全部が
わたしを感じさせる刺激になる。
「そんなに気持ちいいの？ こんな格好させられてるのに？ 」
チロチロ小さな突起を舐めたかと思ったら、ジュルッと吸い付いつく。
舌先をねじり込ませて、ヌル ヌルしたものを残らず舐めとっていく様な動き。
そんな事をしながらも、途中途中で我に返った様に投げ掛けてくる言葉には棘がある。
「上の口は、俺としか出来ないって言ってたのにな」
「ぁ……ん……」
「ここは、他の男にもこうなるんだろ」
「ちがっ……っあん！ 」
グッと入り込んで来た二本の指。
違う。なんて事無い。
しうちゃんの言ってる事は間違ってない。
でもでもでも、本当にそう思うんだもん。
しうちゃんとすると、本当に、もう他の人と出来ないって、あの時も、それに今だって、
「淫 乱」
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作者名：もにか
| 作成日時：2017年1月14日 1時
