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「……冗談、だよね？ 」
年中盛ってるとか、頭の中だいたいソレとか、そーいうことは既知のもの。
変なプレイも沢山したけど、それって全部わたし発案でベクが無理させる事と言えば回数くらい……だから、一体どうしちゃったの？
「ん？ 本気」
「え、、、やだ。無理」
「好きだろ？ 俺の指」
そう言って右手の人差し指と中指の二本をくいくいっとイヤらしく動かせてくる。
自分の意思とは関係無しにソコが反応してしまうのは、その指の気持ち良さを知ってるから。
でも……
「やだ。1人でなんかした事ない」
嘘だけど。いくらなんでも恥ずかしい。
「なあ、俺の事どれだけ好きか教えて？ 」
「なに急に」
「知りたいから」
どれだけって……、
「さっきも言ったじゃん。わたし以外がベクの事好きなのムカつくくらい好きだって」
「やー！ 違うだろ！ ゲームしてる俺の手みながら1人でするくらいの好きだろ！ 」
「は、、、わたし、そんな事「言った！ 」
自信満々の笑み。
そうだ。言った。確かに言った。
顔が熱くなってくる。
ベクの様子から引く気が無いのは明らか。
「……そんなに見たいの？ 」
うんと頷くその顔は好奇心いっぱいに目が輝いてまるでオモチャを目の前にした子供みたい。
「じゃあ、お願いがあるんだけど……」
「何？ 脱がす？ 」
「そうじゃなくて、、、命令して。ベクが」
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作者名：もにか
| 作成日時：2017年1月14日 1時
