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体にふわっと毛布が掛けられて振り向くと、いつもの顔のギョンスがいた。ううん、いつもよりもっと呆れ果てている。
「本当にどうしようもないな」
出た。
ギョンスの言う通り過ぎて、ズドーンと後悔が降ってくる。
あ、しかも、わたし、上、裸、、、
チャニョルの体に回してた腕をゆっくり離すと、ギョンスが毛布ごと わたしを回転させて、落ちていた洋服を頭からすっぽり被せてくれた。
「なんでこんな事になってんの？ 」
なんでって、何を言っても駄目な気がする。
これ、しうちゃんにフラれて、ベクにフラれて、ギョンスにまでフラれるパターンなんじゃ……。
そんなの無理。何か言い訳、言い訳しなきゃ。
「A？ 僕が聞いてるんだよ？ 僕になら話せるだろ？ 」
ギョンス……
ドアから覗いてるカイやセフン、スホさんに部屋に戻る様、促してからギョンスがわたしの前に座り込む。
「……しうちゃんが、わた「あ、ちょっと待って。それ、いつまで勃 たせてんの」
すぐ横にいるチャニョルの頭を小突くギョンス。
「や、違うんだっ、俺も、この状況で何でだか分かんないんだけど治る様子が……」
顔面蒼白なのに、ズボン越しのアソコの膨らみは半端ない。
ごめん。チャニョルごめん。
「……これも関係ある？ 」
「し、知らない」
「……じゃ、変態チャニョルがAを襲っただけってベクに言ってくるけど」
「なんでっ！ もぅ、、、分かった。言えばいいんでしょ。チャニョルのそれも、わたしのせいだよ」
「え！？ 」
チャニョルがビックリ。
「はー、何したの、、、」
呆れてる、呆れ返っている。
「ジュースに精 力剤、混ぜた」
ギョンスの目もクワっと見開いてしまった。
「なんでチャニョルに」
「チャニョルは間違えて飲んじゃっただけ。……その、ギョンスに、、、」
最後まで言う前に、ギョンスの何度目かの「はぁ〜」っていう大きなため息に遮られる。
馬鹿なことしてるの分かってるけど、それが1番てっとり早いと思ったんだもん。
「で、しうちゃんが何？ 」
「しうちゃん、わたしより……サランがいいって。サランの事が好きなんだって」
「…………それでヤケになった？ 」
「ヤケっていうか、これはただの事故で、マッサージしてただけなんだけど、なんかこんな事に」
「ああ〜っ、俺ベクに嫌われた。どうしようどうしよう。ギョンス〜」
「自業自得だろ」
「ええ〜なんでえ〜、ギョンス〜」
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もにか(プロフ) - あんずさん» お返事遅くなってごめんなさい(>_<) 沢山あるお話を読んで貰えてすっごく嬉しいです(//∇//)これからも頑張ります(^з^)-☆ (2017年1月23日 3時) (
レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - もにかさん初めまして。スキャンダラスから読んで他の話も繋がってるとしり駆け足で全て読ませていただきました！展開が斜め上をいくのでとても面白いです！これからも更新楽しみにしております^ ^応援してます！ (2016年12月21日 1時) (レス) id: f2e4e497c4 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - かのかさん» 寝ましたか？寝てるでしょー！笑 それぞれの想いがこんがらがっていますが最後はスルーっと……(＾ω＾) 続きも楽しんで下さいね！ (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - ももかさん» コメントありがとうございます！ カレーの事を覚えてくれてるなんて感動しました。ベク、優しかったなぁ、、、と、もっとベクのいい所を書けるように精進致します。 (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - はなさん» 別れを決意したベクですが、今まで我慢してきた分、多少の未練も残っているのか、そうでないのか。でもそこは、突っ込んでおかないと笑 しうちゃんどうする！？ どうしよう (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2016年11月18日 10時
