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心の中で思ってる事と全く正反対の事を言ったわたしを、しうちゃんがジッと見る。
黙ってないでそんな事言うなって言ってよ。揺らいでるなんて嘘だからって……。
「分かった。じゃあ写真消す。全部」
「えっ」
わたしにも見える様にiPhoneを傾けて、わたしが写ってる写真にどんどんチェックを入れていく。
やっぱり残ってた非常階段の写真に、目隠しプレイをした時に知らぬまに撮られてた写真。
それらが消えるのは大賛成だけど、
いつ撮ってたのっていう普段の何気無い姿の写真にも、どんどんチェックが入っていって、
それが全てゴミ箱へ。
56枚の写真を削除
まだキャンセルも選べるのに、しうちゃんの指は迷う事なく削除を選んだ。
「これでいい？ さっさとギョンスのとこ行けば？ 」
「っ！ ……そうする」
ベッドから立ち上がり部屋を出て静かにドアを閉めた後、廊下に崩れ落ちた。
ベクと終わるのを回避する為に来たのに、しうちゃんと終わっちゃった。
ついさっき大好きだって言ってくれたのに。
なんで、、、
わたしが嫌だって言えば良かった？
サランの事、好きになるなんて許さないって正直に言うべきだった？
でもそんなの言える立場じゃない。
「はぁ〜、、、」
「あれ？ Aちゃんどうした？ 」
「……ジョンデぇ。しうちゃんが、あ」
リビングから出て来たジョンデに泣き付こうとしたのに後ろに見える恋敵。
「サランちゃん送ってくるから後でもいい？ 」
「……わたしも行く」
「え！？ 」
ビックリしてるジョンデを追い抜かし先に玄関まで歩いて靴を履いた。
ジョンデがちんたらしてるから、こんな事になったんじゃん。
ちゃんとジョンデが惚れさす様な事をしてるか確かめないと。
そうだ。落ち込んでる場合じゃない。
しうちゃんがサランの事好きでも、サランが好きになんなきゃいいだけの話。
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もにか(プロフ) - あんずさん» お返事遅くなってごめんなさい(>_<) 沢山あるお話を読んで貰えてすっごく嬉しいです(//∇//)これからも頑張ります(^з^)-☆ (2017年1月23日 3時) (
レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - もにかさん初めまして。スキャンダラスから読んで他の話も繋がってるとしり駆け足で全て読ませていただきました！展開が斜め上をいくのでとても面白いです！これからも更新楽しみにしております^ ^応援してます！ (2016年12月21日 1時) (レス) id: f2e4e497c4 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - かのかさん» 寝ましたか？寝てるでしょー！笑 それぞれの想いがこんがらがっていますが最後はスルーっと……(＾ω＾) 続きも楽しんで下さいね！ (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - ももかさん» コメントありがとうございます！ カレーの事を覚えてくれてるなんて感動しました。ベク、優しかったなぁ、、、と、もっとベクのいい所を書けるように精進致します。 (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - はなさん» 別れを決意したベクですが、今まで我慢してきた分、多少の未練も残っているのか、そうでないのか。でもそこは、突っ込んでおかないと笑 しうちゃんどうする！？ どうしよう (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2016年11月18日 10時
