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『A もう寝た？ 』
『起きてるよ』
『何してる？ 』
……スースー眠るベクの隣でギョンスの奇行動画を見てた。
『寝ようとしてたとこ』
『そっか』
『しうちゃんは寝ないの？ 何してるの？ 』
『Aと寝たい』
ま、ま、ま、ま、まーーーーーー！
胸が撃たれた次の瞬間には、ベッドを抜け出しコートを羽織ってエレベーター前。
下行きボタンを押して、直ぐに到着したエレベーターに乗り込み1階に到着。
1分、2分、3分、、、
「さ、寒い……。もういいかな」
10分待ちたいとこだけど、フライングして8分たったところで、しうちゃんにメッセージを送る。
『今から行っていい？ 』
そう送ると直ぐについた既読に顔が綻んで、だけど返信のメッセージに心苦しくなる。
『迎えに行くから家に居て。どこ行けばいい？ 』
夜中の1人歩きは危険だもん。いつも心配してくれる。でも……
『もうタクシー乗っちゃった』
こう返事するしかない。
少しのタイムラグの後、
『待ってるよ』の文字。
後5分たったら、ボタンを押して宿舎の階に上がろうと思ってたのに わたしを置いて上に移動していくエレベーター。
宿舎の階で停止した後、数字が降下し始めるから、慌ててマンションの外に出る。
「うっ、寒過ぎっ」
身震いして振り返った少し後、自動ドアから出て来たのは、やっぱりしうちゃん。
「部屋で待って、ぶ！ ん〜？ 」
勢いよく両頬を手で挟まれ、タコの口になる。
「そんなに俺に家知られんの嫌？ 」
やっぱりあのタイムラグは、ムッとしてたのか。
嫌っていうか、ベクが誰にも言うなって言うから、それを忠実に守ってるだけ。
ギョンスにはバレちゃってるけど。
「し、しうちゃん寒いよ。中入ろ？ 」
タコ口のせいで、何言ってんのか相手には聞き取り不可能だけど、一応そう言ってみる。
両手を摩り、足をジタバタさせれば、気付いてくれて、顔が解放された。
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もにか(プロフ) - あんずさん» お返事遅くなってごめんなさい(>_<) 沢山あるお話を読んで貰えてすっごく嬉しいです(//∇//)これからも頑張ります(^з^)-☆ (2017年1月23日 3時) (
レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - もにかさん初めまして。スキャンダラスから読んで他の話も繋がってるとしり駆け足で全て読ませていただきました！展開が斜め上をいくのでとても面白いです！これからも更新楽しみにしております^ ^応援してます！ (2016年12月21日 1時) (レス) id: f2e4e497c4 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - かのかさん» 寝ましたか？寝てるでしょー！笑 それぞれの想いがこんがらがっていますが最後はスルーっと……(＾ω＾) 続きも楽しんで下さいね！ (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - ももかさん» コメントありがとうございます！ カレーの事を覚えてくれてるなんて感動しました。ベク、優しかったなぁ、、、と、もっとベクのいい所を書けるように精進致します。 (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - はなさん» 別れを決意したベクですが、今まで我慢してきた分、多少の未練も残っているのか、そうでないのか。でもそこは、突っ込んでおかないと笑 しうちゃんどうする！？ どうしよう (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2016年11月18日 10時
