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ベクにお菓子の恨みを言わなきゃ気が済まないし、
しうちゃんには、サランが良く見えるのは勘違いだって気付かせなきゃならない。
忙しいなぁ。もう。
「……え、みんなどこ？ 」
足を踏み入れたリビングに
いる筈の、ベクとしうちゃんがいない。
見えるのは、チャニョルの横顔だけ。
「あっ、Aちゃんっ！ サランちゃん送りに行ったよ」
「は！？ それジョンデでしょ？ 」
「ミンソクヒョンが、やっぱ俺が行くって言い出してー、ジョンデも引かなくて、で、ベクまで行く事になった」
「なんで！ なんでそこでベクまで行くの！ 」
どうなってんの？
チェンベクシセットとか、なにそれ。
ベクなんで？ わたしがギョンスの部屋にいるのに心配じゃないわけ？
予想外の出来事に、わたしのお菓子を結局食べてるチャニョルに近付いて、問い詰める。
「今日はベクのリクエスト作ったから、ベクに送ってもらいたい「サランが言ったの！？ 」
「う、うん」
あの女〜！
「ミンソクヒョンもジョンデも引かないから結局みんなで「チャニョル！ なにバクバク人のお菓子食べてんの！？ 今すぐ行って！ 」
「へっ、」
「今すぐ追い掛けて様子探って来て！ 」
「な、なんで？ 」
「なんでも！ 早く！ 早く！ 」
「え〜、寒いじゃん、外。心配しなくてもすぐ帰ってくる「うるさい！ 早く！ 早く外！ それ食べたでしょ！ 」
空っぽになったお菓子の箱を指摘すると、やっちまったの顔をするチャニョル。
でも全然動こうとしない。一刻を争う時なのに。
もうこうなったら仕方ない。
「チャニョル、、、行ってくれたら、いい事してあげるから」
「え！？ 」と大きな目が更に大きく開いた。
昨日からずっとチャニョルの頭にあるであろう
わたしの唇。
ポンポンと指でゆっくり触ればゴクンと唾をのみ込む音がなる。
「い、行ってくる！ 」
よし。
部屋に上着を取りに走るチャニョルの後を追い掛けて玄関までお見送り。あ、、、
「チャニョル、30分くらい帰ってこないで」
「へ？ 」
「会話！ 会話持たせて、サランとあいつらが何話してるかちゃんとリサーチしてきて。ね？ 」
チャニョルの腕にくっ付いて胸を押し付け首を傾げれば。
「あ、ああ。分かった」
ふ。チョロい。
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もにか(プロフ) - あんずさん» お返事遅くなってごめんなさい(>_<) 沢山あるお話を読んで貰えてすっごく嬉しいです(//∇//)これからも頑張ります(^з^)-☆ (2017年1月23日 3時) (
レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - もにかさん初めまして。スキャンダラスから読んで他の話も繋がってるとしり駆け足で全て読ませていただきました！展開が斜め上をいくのでとても面白いです！これからも更新楽しみにしております^ ^応援してます！ (2016年12月21日 1時) (レス) id: f2e4e497c4 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - かのかさん» 寝ましたか？寝てるでしょー！笑 それぞれの想いがこんがらがっていますが最後はスルーっと……(＾ω＾) 続きも楽しんで下さいね！ (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - ももかさん» コメントありがとうございます！ カレーの事を覚えてくれてるなんて感動しました。ベク、優しかったなぁ、、、と、もっとベクのいい所を書けるように精進致します。 (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - はなさん» 別れを決意したベクですが、今まで我慢してきた分、多少の未練も残っているのか、そうでないのか。でもそこは、突っ込んでおかないと笑 しうちゃんどうする！？ どうしよう (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2016年11月18日 10時
