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昨日はミンソク。
昨日はミンソク。
昨日はミンソク。
昨日しうちゃんに送って貰ったの？
いつ？ わたしがギョンスの部屋でベクとサランごっこしてる時？
……そうじゃない。
そんな事より、なんでミンソクって呼んでるの？
もう駄目。わたしの中の幸せ成分が枯れ切ってしまう。
補給、補給しなきゃ……。
「オッパの様子見て来る」
椅子を引いて立ち上がった。
ベクの顔なんか見えない。しうちゃんの声も聞こえない。
ギョンスの部屋のドアを開けると、普段通りベッドの上。
壁に寄りかかってスマホで何か見てるギョンスは、わたしを見てイヤフォンを外した。
「待って！ 5分だけ何も喋んないで！ 」
わたしを拒絶する言葉が出て来る前に、それを抑制してベッドの空いたスペースに頭からなだれ込んだ。
ギョンスのベッド。ギョンスの香水の匂い。
ちょっと復活。
だけど、うつ伏せはすぐ苦しくなって、顔をギョンス側に向ける。
ギョンスの綺麗な目は、わたしを見てて、ちゃんと何も喋んないでくれてる。
ギョンスは、大丈夫だよね？ あんな簡単に心開かないよね？
……しうちゃんを捕まえるまで、わたしはすっごい苦労したのに。
最初は全然相手にされなかったのに。
たった1日であの距離感なんなんだろ。
ベクだって、ここに来るまでわたしの事しか見てなかった癖に。
なに喜んでトンカツ食べてんの。お菓子だってわたしのなのに、サランと半分とか。サランが先に手を付けたのをわたしによこすとか、あり得ない。
「もう喋っていい？ 」
え、もう五分たった？
どうせベッド降りろって言いたいんでしょ。
イヤだ。まだ全然補給間に合ってない。
ギョンスの声が聞こえないように、耳に指を突っ込んで「あわわわわわわわわ」と大きな声を出し続ける。
なんか喋ってるけど、全然聞こえないんだから。
わたし、まだここにいるもん。
又ベッドから落とされたって、ここにいるもん。
ギョンスの見慣れた呆れ顔。
耳から指を外されて、否定の言葉を聞かない為にもっと大きな声を出そうとしたのに、それが出来なかった。
ギョンスの唇が、わたしの唇にくっ付いたから。
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もにか(プロフ) - あんずさん» お返事遅くなってごめんなさい(>_<) 沢山あるお話を読んで貰えてすっごく嬉しいです(//∇//)これからも頑張ります(^з^)-☆ (2017年1月23日 3時) (
レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - もにかさん初めまして。スキャンダラスから読んで他の話も繋がってるとしり駆け足で全て読ませていただきました！展開が斜め上をいくのでとても面白いです！これからも更新楽しみにしております^ ^応援してます！ (2016年12月21日 1時) (レス) id: f2e4e497c4 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - かのかさん» 寝ましたか？寝てるでしょー！笑 それぞれの想いがこんがらがっていますが最後はスルーっと……(＾ω＾) 続きも楽しんで下さいね！ (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - ももかさん» コメントありがとうございます！ カレーの事を覚えてくれてるなんて感動しました。ベク、優しかったなぁ、、、と、もっとベクのいい所を書けるように精進致します。 (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - はなさん» 別れを決意したベクですが、今まで我慢してきた分、多少の未練も残っているのか、そうでないのか。でもそこは、突っ込んでおかないと笑 しうちゃんどうする！？ どうしよう (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2016年11月18日 10時
