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Aにポカポカやられて、起き上がったギョンスは頭をさすりながらウンザリ顔を披露する。
「こんなとこで寝るからじゃん」
「起きてたし」
「もう部屋戻ろ。ジョンデに肩ぶつかられて痛いから見て」
「え！？ 俺？ 」
何故か標的にされたジョンデ。完全に冤罪なのでビックリしている。
ギョンスの服をグイグイと引っ張ってリビングから去ろうとするAを見るベクの表情は、俺と似た様なもの。
サランちゃんの手前、いつもみたいに止める事が出来なくて悔しそうにも見える。
ギョンスの妹……。
Aにとって、美味しいよな。
「A！ 」
聞いとかなきゃいけない事を思い出し、声を上げた。
振り向いたAの顔は機嫌が悪そうで、、、今聞くべきじゃない気もするけど。
「暫くってどのくらい？ 」
俺の問いに、眉間の皺が更に深くなったように見える。
「当分！ 」
大きな声を張り上げ、ギョンスを連れ廊下を進んで行ってしまった。
当分……当分ってどのくらいだ？
「え、なになに。Aちゃん何で怒ってんの？ ヒョン何したの？ 」
「俺完全にとばっちりじゃーん」
チャニョルとジョンデが俺に話し掛けてくるから、ベクとサランちゃんも俺に目を向ける。
俺が怒らせた？ 違うだろ。
「サランちゃん、もう帰らないと遅くなると危ないよ」
「あ！ そうですね、ごめんなさい長々と。楽しくて……」
話しながらベクに一瞬向いた視線にそういう事かと悟る。
送って行くよと申し出れば、俺が俺がとジョンデとチャニョルも立候補し、言わば取り合いの状態。
サランちゃんは、ジョンデが好きになるようなタイプじゃないのに変だな。
照れ笑いするサランちゃんの視線は、やっぱりベクに向いて。
だけど残念ながら、ベクの意識はギョンスの部屋に向いてるだろうから期待している言葉は出ない。
すったもんだのすえ長男の権力を使って今日は俺が送る事になった。
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もにか(プロフ) - あんずさん» お返事遅くなってごめんなさい(>_<) 沢山あるお話を読んで貰えてすっごく嬉しいです(//∇//)これからも頑張ります(^з^)-☆ (2017年1月23日 3時) (
レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - もにかさん初めまして。スキャンダラスから読んで他の話も繋がってるとしり駆け足で全て読ませていただきました！展開が斜め上をいくのでとても面白いです！これからも更新楽しみにしております^ ^応援してます！ (2016年12月21日 1時) (レス) id: f2e4e497c4 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - かのかさん» 寝ましたか？寝てるでしょー！笑 それぞれの想いがこんがらがっていますが最後はスルーっと……(＾ω＾) 続きも楽しんで下さいね！ (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - ももかさん» コメントありがとうございます！ カレーの事を覚えてくれてるなんて感動しました。ベク、優しかったなぁ、、、と、もっとベクのいい所を書けるように精進致します。 (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
もにか(プロフ) - はなさん» 別れを決意したベクですが、今まで我慢してきた分、多少の未練も残っているのか、そうでないのか。でもそこは、突っ込んでおかないと笑 しうちゃんどうする！？ どうしよう (2016年12月20日 6時) (レス) id: 8278efcdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2016年11月18日 10時
