その彼氏、過保護につき！【紫】

デート！！ １ ページ32

「なーくん！なーくん！見て見て！」


目の前の彼女はジェットコースターを指差した。


「乗りたい！」


「乗れるの？」


「んー多分！」


「多分って・・・‪w」


まぁ、可愛いからいいや。

遊園地に入った瞬間、目をキラキラさせて喜ぶAを見て
あ、今日仕事休んで正解だったな。軽く10回は思った。

彼女曰く、数年ぶりというわけで周りをうろちょろしてる。


「はい」


手を差し出すと


「はい・・・？」


わけが分からないという顔をしながらも手を出したA。


「Aが迷子にならないよう」


「・・・あぁ！」


納得いったようで、笑って手を握ってくれた。
うん、安心。


「ありがとう、なーくん！迷子には絶対にならないけどね！(完璧なるフラグ)」


「どういたしまして」


この笑顔を守るためならなんだってするよ。


「で、どこ行くの？」


「メリーゴーランド」


「え、メリーゴーランド？」


子供かy((


「・・・子供みたいって思った？」


ジト目で睨まれた。
というか可愛い。オレ末期・・・←


「さ、行くか〜」


「誤魔化さないでくれますかー」


続く

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