麦わらの一味には年上のお姉さまが苦手な少女がいるそうです (ページ7)

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愛されたかっただけなんですページ7

ナミside

女子部屋に入ると、Aを抱き締めているロビンがいた

ロビンに、静かにするように言われ

寝ているのだと悟る

ナ「ロビン、何があったの?」

ロ「........Aちゃん、もともとヒューマンショップで売られていたらしいの」

ナ「えっ.....」

ロ「もともと、白い目だった目を、刺してまで赤黒く染めて

　欠陥品になろうとした。でも、それもダメで

　犯されたらしいわ...」

ナ「そんなっ...」

ロ「そこで、赤髪のシャンクスさんに拾われて

　ルフィと出会い、そのままシャンクスさんの船に乗ったらしいわ」

ナ「.....ちょっと待って！！ルフィと会った時、ルフィは何歳?!」

ロ「...5～6歳と言っていたわ」

ナ「待って、Aはまだその時..?!」

ロ「えぇ、3～4歳よ」

ナ「そんな幼い子を...」

ロ「相手が、そういう趣味を持っていたんでしょうね..」

絶句だった

いつも、サンジ君とか、ゾロとかと笑顔で話している彼女からは想像出来なかった

ナ「....でも、なんで犯されたのに、同性の私たちがダメなんだろう」

ロ「..........母親に人さらいに売られたらしいわ

　大方、母親に暴力も受けていたと思うわ

　それが、未だに怖いんでしょう」

ナ「ひどい...」

彼女は、誰にも愛されなかったんだ

彼女は、まだ15歳

幼い子供だ。

母親に捨てられた彼女は、恐怖感と共に

愛情も欲しているハズ

私は、幼顔で寝ている彼女の涙の跡をソッと撫でた

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