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「………………どういうこと?仙太郎ちゃん。」「ヴォルフの旦那は推理力がほとんどありません。あ。いや、無能って訳じゃないですよ。」爆弾発言から必死にヴォルフにフォローを入れる仙太郎。「ですが、ヴォルフの旦那に家族簿がないんですよ。」「………………何が言いたいの?」すると仙太郎の目が銀色に輝く。「家族簿がないってどういうことか分かりますか?戸籍がないってことですよ。ということは、旦那は孤児か、旦那の一族から抜けたんでしょう?」ルイーゼは観念したように口を開く。「えぇ。そうよ。ヴォルフちゃんは一族から抜けたのをICPOが保護したの。」
「保護した目的は何ですか?」「………………軍事目的よ。昔のヴォルフちゃんは少し特殊な能力を持っていたの。だから色々な国が保護したがった。」「その能力って何ですか?」「……………………人を一瞬で大量に殺す能力よ。ヴォルフちゃんの一族は何かしら能力を持つみたいね。」「旦那の能力はどうなったんですか?」「ヴォルフちゃんが制御して今はほとんど使えないみたい。」「そうですか………………。」
「にしてもよく調べたわね。ご褒美に飴ちゃんあげる。」「いや、いいで……モゴモゴ。」無理やり仙太郎の口に飴ちゃんを入れるルイーゼ。
「どうして、ルイーゼさんがそこまで知ってるんですか?」「ふふ。知りたい?それはね…………私が保護したからよ。」
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通りすがりのお節介。 - オリジナルフラグ、未だ外し忘れたままのようですが?(^_^;) (2018年1月19日 20時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
ちゃしゃネコ - ありがとうございまする。うれしい限りです。私なりに頑張りますのでよろしくお願いします! (2015年8月5日 17時) (レス) id: f26eff6f17 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - オリジナルフラグ立ってますよー… 初めての小説、頑張ってくださいね(*^_^*) (2015年8月3日 17時) (レス) id: f9ada17470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃしゃネコ | 作成日時:2015年8月2日 15時