Story #86 ページ6
CM「立てますか」
そう言ってチャンミンくんは私の腕を取り、立たせてくれた。
A「ありがとう。それじゃ」
エントランスに入ろうとした私の腕を、チャンミンくんは離さなかった。
一緒にエントランスに入ってきたのだ。
何も言わず、エレベータに乗り込む。
私も何も言わなかった。
チャンミンくんは一緒に生活してたし、それでも何もしてこなかったものね。
あのときはショックなことがあって泥酔してたせいだし。
それは私に気がないってことよね。
だから、チャンミンくんには甘えていいよね。
気持ちの返せない今野くんはだめなのよ。
そういうことよ。
A「ごめんね、チャンミンくん。関係ないのにいやなこと言わせちゃって」
部屋に入ると、ソファに倒れこんで言った。
CM「大丈夫です」
そう応えたチャンミンくんは私の顔をじっと見て言った。
CM「Aさんが悪いんじゃない。そんな悲しそうな顔しないでください」
A「え……？」
悲しそうな顔？
CM「今野さんが悪いんですよ。付け込むなんて計算はしてないだろうけど、断られたらこんなときはすぐに引き下がらなければ逆に迷惑ってものです」
A「そう、そうなのよ！ とうのたった女が病気のときはそっとしとくものなのよ。恋人じゃないんだからもっと気を利かせてほしいわ。若い子と違ってなんでもかんでも見せてOKじゃないんだから。こっちはちゃんとコンビニ行って買い物して家に帰るまでの体力計算して動いてんのに、あの人のせいで計算狂っちゃったじゃない」
だから気持ちに応えられないことについては今野くんに悪いと思ってるけど、悲しくなんかないのに。
なんで？
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Coco-Liu(プロフ) - alexisさん» 続きは次章に持ち越しになってしまいました。 (2014年12月24日 21時) (
レス) id: 4c94aea9ba (このIDを非表示/違反報告)
Coco-Liu(プロフ) - のこさん» 好きじゃない人とはキショイですもんねー。そりゃあリバースしたくもなります。 (2014年12月24日 21時) (レス) id: 4c94aea9ba (このIDを非表示/違反報告)
alexis - Coco-Liuさん» いゃ〜ﾊﾞｯｶですね〜勘違いｱﾎ中年男。ざまーないですわ！チャンミンﾌﾞﾗｯｸになってますか？いやはや…ﾂﾎﾞが…((爆))ﾋﾛｲﾝ宅で打ち上げしましょ♪・:,*・:,*(((((つ・ω・)つ (2014年12月24日 0時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - なんというタイムリーリバース…口の中にも入ったな、コレ…しかしこの状況で、笑うチャンミンとは…もう予測不能！ (2014年12月23日 23時) (レス) id: 9c0a90af40 (このIDを非表示/違反報告)
Coco-Liu(プロフ) - alexisさん» 残念アラフォー。（笑）結構いますよね。うちの会社にもいます。 (2014年12月22日 23時) (レス) id: 4c94aea9ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Coco-Liu
| 作成日時：2014年12月8日 23時
